「逃げ恥」星野源・「君の名は。」を抜いたのはなんと「オリラジあっちゃん」のオススメ本!【文庫・ベストセラー】

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 11月27日~12月3日のAmazonの文庫売り上げランキングが発表され、第1位は1943年に出版された児童文学『星の王子さま』が獲得した。

 第2位はTBSの火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で話題の星野源さんのエッセイ『そして生活はつづく』。第3位は映画「君の名は。」の新海誠監督自身が執筆した『小説 君の名は。』となった。

 突如1位にランクインした『星の王子さま』は11月28日に放送されたテレビ朝日のバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で芸人のオリエンタルラジオの中田敦彦さんが紹介し話題となった。中田さんは一見わかりにくい物語に含まれた意味を独自に解釈し、誰にでもわかる感動的な教訓として披露した。

 中田さんがポイントとしてとりあげたのは、自分の育てたバラがありふれていると嘆く王子に、キツネがかけた「君がバラに費やした時間が君のバラを特別なものにするんだ。これが大事なことだ」という言葉。その言葉を「『運命の人』とは突然出会うわけではないない 相手を大切にしながら過ごした時間が少しづつ相手を『運命の人』にしてゆく」と自身の恋愛に対する教訓と受け取ったと解説した。

 中田さんの解説は感動を呼び放送中からAmazonでの『星の王子さま』のランクアップははじまったという。文庫版を出版する新潮社の担当者は「放送された当日と翌日にかけ書店では3000冊以上売れました」と話し、岩波書店版も同時期の絵本・児童書ランキングで2位にランクインする結果となった。

 今週はこれまで1位の続いていた「小説 君の名は。」を星野源さんのエッセイがついに追い抜いたが、オリラジあっちゃんのプレゼン力にどちらも完敗という結果となった。芸人のオススメ本恐るべし!

1位『星の王子さま』サン=テグジュペリ[著](新潮社)

 砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後七十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。(新潮社ウェブサイトより)

2位『そして生活はつづく』星野源[著](文藝春秋)

 俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集。携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。 (文藝春秋ウェブサイトより)

3位『小説 君の名は。』新海誠[著](KADOKAWA/メディアファクトリー)

 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。(KADOKAWAウェブサイトより)

 4位以下は次の通り。

4位『働く男』星野源[著](文藝春秋)

5位『雪煙チェイス』東野圭吾[著](実業之日本社)

6位『千年戦争アイギス 白の帝国編』むらさきゆきや[著](KADOKAWA)

7位『君の名は。 Another Side:Earthbound』加納新太[著](KADOKAWA/角川書店)

8位『すえずえ』畠中恵[著](新潮社)

9位『アクセル・ワールド21 -雪の妖精-』川原礫[著](KADOKAWA)

10位『虎の尾を踏む: 新・古着屋総兵衛 第十三巻』佐伯泰英[著](新潮社)

Amazon文庫売り上げランキングより 集計期間11月27日~12月3日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年12月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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