星野源が3連覇! 司馬遼太郎の新刊!?もランクイン【エッセイ・ベストセラー】

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 12月5日~12月11日のAmazonのエッセイ売り上げランキングが発表され、第1位は3週連続でTBSの火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で話題の星野源さんの『蘇る変態』となった。

 第2位は佐藤愛子さんの人気エッセイをまとめた『九十歳。何がめでたい』。第3位は個人出版サービスを利用したオンデマンドブックスながら大健闘をみせた『憧れ力 – SMAPファンから脚本家、そして母になって思うこと』となった。

 4位以下で注目は4位にランクインした『ビジネスエリートの新論語』。没後20年を迎えた司馬遼太郎の「待望の新刊」と謳われているが、産経新聞の記者をしていた司馬が本名の福田定一名義で刊行した人生講和の復刻版だ。司馬はビジネス社会に生きるサラリーマンに古今東西の格言、名言を引用して語りかける。従来の司馬ファンにとっては司馬の若い頃の人間観を知るのに最適。また司馬を手にとったことが無い若いサラリーマンにとっては、深遠な司馬の世界の入り口としてもぴったりの一冊だ。

1位『蘇える変態』星野源[著](マガジンハウス)

 資生堂アネッサCMソング「夢の外へ」、「知らない」と立て続けにヒット。アルバムもオリコンチャートを賑わせ、主演舞台に主演映画とうなぎのぼりの人気のさなか、2012年末にくも膜下出血で入院。手術後数ヶ月で復帰したものの、再発。長期の休養を強いられた。「面白いものが作りたい」と、音楽・俳優・文筆とむさぼるように仕事をしてきた著者。アルバム制作や撮影現場などの“ものづくり地獄”の舞台裏から、エロ妄想で乗り越えようとした闘病生活、完全復活まで。怒濤の3年間を綴った、くだらなさと緊張感とエロと哲学、ミックスにもほどがある垣根なしのエッセイ。(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

2位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。(小学館ウェブサイトより抜粋)

 Book Bangでは書店員さんによる書評が掲載されている。

ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂・書店員)レビュー
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「怒りの書」と帯の紹介文にあります。確かに、文中「!」が頻出します。佐藤先生による「喝!」とでも言うべきエクスクラメーションマークが。 「進歩」した「文明社会」に対する違和感。「進歩」の代償として失われていく人の「情」、そんな世への嗟嘆。時にユーモアを交えつつ、「卒寿?ナニがめでてえ!」「いちいちうるせえ!」と弛んだ世の中を一喝する。そんな名エッセイ28編。…
https://www.bookbang.jp/review/article/517484
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3位『憧れ力 – SMAPファンから脚本家、そして母になって思うこと』林さとみ[著](デザインエッグ社)

小学生の頃からSMAPファンだった筆者が、彼らを尊敬し憧れる中で『夢』をもらい、念願の脚本家デビューするまでを綴ったエッセイ本。この本を「勝手に」SMAPと、SMAPを愛するすべての人たちに捧げます――。(Amazon書籍ページ内容紹介より)

 4位以下は次の通り。

4位『ビジネスエリートの新論語(文春新書)』司馬遼太郎[著](文藝春秋)

5位『syunkon日記 スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件』山本ゆり[著](扶桑社)

6位『挫折を経て、猫は丸くなった。: 書き出し小説名作集』(新潮社)

7位『ブスの本懐』カレー沢薫[著](太田出版)

8位『深爪式 声に出して読めない53の話』深爪[著](KADOKAWA)

9位『〆切本』夏目漱石他[著](左右社)

10位『おまつり万歳!』たかぎなおこ[著](文藝春秋)

Amazonエッセイ売り上げランキングより 集計期間12月5日~12月11日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年12月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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