販売差し止めとなった『日本会議の研究』逆に注目を集めベストセラー1位に【新書・ベストセラー】

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 1月1日~1月7日のAmazonの新書売り上げランキングが発表され、第1位は出版差し止め判決で話題の『日本会議の研究』が獲得した。

 第2位は箱根駅伝3連覇を果たした青山学院大学の監督原晋氏の著書『逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です』。第3位は空き家の増え続ける日本の住宅事情に警鐘を鳴らした『老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路』となった。

 6日に東京地裁は、同書で言及された男性による販売差し止めを求めた訴えを認め、扶桑社に対し販売差し止めを命じた。その報を受け同書は注目を集めランキングを急上昇。今週のベストセラー1位となった。販売元の扶桑社は11日、修正版の販売を決め、既に電子版では指摘個所が抹消されている。

1位『日本会議の研究』菅野完[著](扶桑社)

 安倍政権の背後にいるとされる保守系団体、「日本会議」の真実 安倍政権における閣僚のほとんどが所属している「日本会議」。「日本会議」は誰のために何をなそうとしているのか? 日本改憲勢力の真実の姿とは?(扶桑社ウェブサイトより)

 Book Bangでは政治学者の沼田良さんによる書評が掲載されている。

沼田良さん(政治学者)レビュー
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 なぜ政権は反動化し、街角でヘイトスピーチが多発するのか。単に社会が右傾したせいか。本書はこうした通念を排して、これが「一群の人々」による執拗(しつよう)な運動の成果であることを実証しようとしたノンフィクション・リポートである。…
https://www.bookbang.jp/review/article/514278
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2位『逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です』原晋[著](祥伝社)

青学を「箱根駅伝」優勝に導いた理論と情熱の「伝説の営業マン」に学べ! 「営業マンから大学駅伝の監督へと全く違う畑へ転身してとまどいませんでしたか」と聞かれることがあるが、私に言わせればビジネスも駅伝も同じことである。(中略)では、駅伝にもビジネスにも共通した成功の秘訣は何かというと、その分野で「ここは外してはいけないという何か」をキャッチすることだ。それは、あるときにはキーマンだったり、あるときにはキーワードだったりする。(「本文」より)(祥伝社ウェブサイトより)

3位『老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路』野澤千絵[著](講談社)

 私たちは、「人口減少社会」なのに「住宅過剰社会」という不思議な国に住んでいます。右肩上がりに空き家は増え続け、15年後には3戸に1戸が空き家になってしまうにもかかわらず、都市部では相変わらず超高層マンションが林立し、郊外では無秩序に戸建て住宅地の開発が続いています。住宅過剰社会は住みにくい「まち」の原因です。あなたは最近、自分の「まち」が住みにくいと感じることはないでしょうか?(講談社ウェブサイトより)

 4位以下は次の通り。

4位『力を引き出す 「ゆとり世代」の伸ばし方』原晋[著](講談社)

5位『日本会議の正体』青木理[著](平凡社)

6位『回収率を上げる競馬脳の作り方』TARO[著](扶桑社)

7位『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』成毛眞[著](SBクリエイティブ)

8位『勝ち続ける理由』原晋[著](祥伝社)

9位『怖いほど運が向いてくる! 四柱推命』水晶玉子[著](青春出版社)

10位『視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ』深作秀春[著](光文社)

Amazon新書売り上げランキングより 集計期間1月1日~1月7日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年1月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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