村上春樹最新作が本の総合ランキング1位を獲得! 『ハリネズミ』にも注目【文芸書・ベストセラー】

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 1月8日~1月14日のAmazonの文芸書売り上げランキングが発表され、第1位は2月24日に発売される村上春樹さんの最新作『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』となった。

 第2位は同作の第2部 『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』。第3位は友人関係に悩む心配性なハリネズミを描いた『ハリネズミの願い』となった。

 新潮社は10日に刊行予定の村上春樹さんの長編のタイトルと発売日を告知した。それを受けAmazonでは予約が殺到。この週の本の総合ランキングでも『ONE PIECE 84巻』(集英社)や『この世界の片隅に』(双葉社)らを抜き1位と2位を獲得した。詳しい内容は明らかになっていない。

 3位にランクインした『ハリネズミの願い』は8日の朝日新聞の朝刊で「売れてる本」コーナーに取り上げられ話題となった。ノンフィクションライターの最相葉月さんが「本当は友だちが欲しい。そんな人の背中をそっと押してくれるあたたかい本。挿画も装丁も可愛くて、うん、誰かにプレゼントしたくなった。」と評している。また同書について谷川俊太郎さんは「大笑いしてるうちにぎくっとして、突然泣きたくなる21世紀のイソップ」と絶賛している。昨年末に発表された「キノベス! 2017」でも第2位にランクインしており書店員さんも太鼓判を押した一冊だ。


1位『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』村上春樹[著](新潮社)

2位『騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編』村上春樹[著](新潮社)

3位『ハリネズミの願い』トーン・テレヘン[著](新潮社)

 親愛なるどうぶつたちへ。きみたちみんなをぼくの家に招待します。……でも、誰も来なくてもだいじょうぶです。ある日、自分のハリが大嫌いで、つきあいの苦手なハリネズミが、誰かを招待しようと思いたつ。さっそく招待状を書き始めるが、手紙を送る勇気が出ない。もしクマがきたら? カエルがきたら? フクロウがきたら? ――臆病で気難しいハリネズミに友だちはできるのか? オランダで最も敬愛される作家による大人のための物語。(新潮社ウェブサイトより)

Book Bangでは作家の青山七恵さんによる書評が掲載されている。

青山七恵さん(作家)レビュー
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ままならない訪問客
 森の片隅にひっそり暮らす、臆病で孤独なハリネズミ。ある日ふとほかのどうぶつたちを家に招待してみようと思いついて、さっそく手紙をしたためる…
https://www.bookbang.jp/review/article/516455
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 4位以下は次の通り。

4位『夫のちんぽが入らない』こだま[著](扶桑社)

5位『コンビニ人間』村田沙耶香[著](文藝春秋)

6位『がん消滅の罠 完全寛解の謎』岩木一麻[著](宝島社)

7位『トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業』梶山三郎[著](講談社)

8位『幼女戦記 (1) Deus lo vult』カルロ・ゼン[著](KADOKAWA/エンターブレイン)

9位『カエルの楽園』百田尚樹[著](新潮社)

10位『あのとき、僕らの歌声は。』AAA[著](幻冬舎)

Amazon文芸書売り上げランキングより 集計期間1月8日~1月14日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年1月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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