ライフルなどの銃をむき出しで持つトランプ支持者たち 日本人は知らないアメリカの実情に稲垣吾郎も驚愕

テレビ・ラジオで取り上げられた本

75
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 稲垣吾郎さん(43)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」に1月20日、映画評論家の町山智浩さん(54)が出演した。町山さんの語るアメリカの実情に稲垣さんは驚きをあらわしていた。

■アメリカ大統領選に密着取材

 この日の課題図書は町山さんの『さらば白人国家アメリカ』(講談社)。ついに就任した第45代アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏。史上もっとも物議をかもした大統領選にアメリカ在住の町山さんが密着取材し書きあげた話題の一冊だ。

 番組出演のためにアメリカから来日した町山さんはトランプ大統領の顔がプリントされたトイレットペーパーなどをお土産として持参。それを見た稲垣さんは「怒られないんですかねアメリカでは」と訝しがっていた。

■トランプが勝つとは全然思ってなかった

 泡沫候補だったトランプ氏は差別発言を繰り返すたびに支持率が上がって行った。町山さんは「差別発言こそがトランプの最大の魅力になっているのだ」と述べる。しかしトランプ支持者の集会を巡っていた町山さんでも「トランプが勝つとは全然思ってなかった」と語る。投票日の朝の時点でヒラリー氏の勝利は83%だと予想されていたという。実際ヒラリー氏のほうが得票数では200万票上回っているが、大統領選では各州で選挙人が総取りになるなど日本人には馴染みのない仕組みとなっていると町山さんは解説した。


ドナルド・トランプ氏

■日本人にはわからないアメリカの実情

 実際に誰がトランプ氏を支持していたのか取材した町山さんは、集会に集まる銃をむき出しで持つ人々を写真で紹介した。現在アメリカではトランプ支持者のように、ライフルや戦争で使うような大きな銃でも、むき出し持つことがほとんどの州で認められている。しかしヒラリー氏が獲得したカリフォルニアやニューヨークなどの州では認められていない。日本人はカリフォルニアやニューヨークなどにしか行かないため、そうしたアメリカの実情を知る機会はないというのだ。稲垣さんも「日本では考えられないですけどね」と大きな銃をぶら下げるトランプ支持者たちの様子に目を丸くしていた。

■本業は映画評論家

 町山さんは映画に関する本を20冊以上も出版する人気の映画評論家。日本では劇場公開もされておらず、DVDにもなっていない作品を見つけるのが好きだと語り、稲垣さんにお薦めの未公開映画を紹介した。

 町山さんが発掘し、パラマウントに頼み込みDVD化された「裸のジャングル」はアフリカに狩猟に来たハンターたちが逆に原住民から狩られることになるというサスペンス。町山さんはこの作品は実際にアメリカであった実話をモデルにしていると解説した。ネイティブアメリカンの間で密猟に来た白人を狩る「死のゲーム」が行われていたというのだ。それを聞いた稲垣さんは「面白いなあ、これ絶対みたいなあ」と関心をあらわしていた。

ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回1月26日のゲストは作家の浅田次郎さん。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年1月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加