神木隆之介が「モテるために研究した」本を紹介 「君の名は。」新海監督への思いも告白

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 1月28日放送のTBS「王様のブランチ」のブックコーナーに俳優の神木隆之介さん(23)が出演し、映画「君の名は。」の新海誠監督への思いが語られた。また神木さんの人生に影響を与えた本が紹介された。

■新海さんへの思い

 神木さんは昨年夏から大ヒット公開中の映画「君の名は。」の主人公の声優としても話題となった。神木さんは監督の新海誠さんについて「新海さん大好きなので携われて嬉しいですし、おめでとうございますという気持ちでいっぱい」と感謝と祝福を口にした。

■こんな主人公になりたい

 神木さんは本好きの著名人がお気に入りの本について語る「読書LOVERS」として出演。人生に影響を与えた3作品が紹介された。

 中学生の頃から何度も読み返していると紹介されたのは『ぼくは勉強ができない』山田詠美[著](新潮社)。「時を越えて読んでいる作品。中学の時に読んで難しかったんです。だけどこんな主人公みたいな言葉遣いや価値観がなんかわからないけど美しいなって思ったんです。こんな格好いい主人公になりたいなと思いました」とコメントした。そして自身の学生時代は「盛り上げ役。皆が楽しくなることを周りをまきこんでやろうってタイプ。だからモテなかった。でもモテを犠牲にして人望は獲得できました」と振りかえった。

■モテるために研究した

 神木さんがモテ男子の魅力を研究したとして紹介されたのは漫画『ストロボ・エッジ』咲坂伊緒[著](集英社)。「モテるのにはどうしたらいいか研究しようと思って」とヒロインが恋するイケメン「一ノ瀬蓮」の言動を研究したという。一匹狼で無口でクールな蓮の真似をし黙っていたところ、友人に「具合悪い?」と言われ「あ、ダメだと思って」とモテるための研究は知識だけに終わったと語った。

■神木さんが共感した主人公

 実写化する前から好きだと紹介されたのは漫画『3月のライオン』羽海野チカ[著](白泉社)。神木さんは中学生の頃からプロの棋士として戦う主人公について「大人も子供も関係ない世界。僕が小さいころからやらせて頂いてきたこの世界(芸能界)の意識と共通するところがある」と語り、自身の境遇に近いと共感をあらわした。同作は神木さん主演で映画化され、前編が3月18日に公開される。

 また神木さんがヨーロッパで撮り下ろした写真集+DVDブック『Sincerite(サンセリテ)』(アミューズ)の紹介もされた。

王様のブランチ」はTBSにて毎週土曜日9:30から放送中。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年2月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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