[梨園の妻]三田寛子 夫の不倫騒動を受け 自著を書き直していたことを明かす

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 稲垣吾郎さん(43)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」に2月10日、女優の三田寛子さん(51)が出演した。三田さんが11月に出版した『銀婚式』(中央公論新社)をひもときながら梨園の妻の苦労が語られた。また夫である中村芝翫さん(51)が昨年9月に起こした不倫騒動についても三田さんは触れた。

■「梨園の妻」

 三田さんは25歳で中村芝翫さん(当時 橋之助)と結婚し、以来25年間梨園の妻として過ごしてきた。アイドルから歌舞伎界に飛び込み、歌舞伎界ならではのしきたりにとまどいながらも、息子3人を歌舞伎役者として育てあげた三田さん。『銀婚式』は三田さんがこれまで走り続けられた秘訣や半生を綴った一冊だ。

 稲垣さんは「まったくわからない世界。本当に大変なんだなという感想になっちゃう」と同書に綴られた三田さんの努力に感心しきりの様子だった。

■亭主関白は当たり前

 これまでとはまったく違う世界にとまどっていた三田さんは、義理の父からある言葉をかけられたという。それは「つらあかりから舞台側は役者の仕事。つらあかりから客席側はあなたの仕事です」との言葉。つらあかりとは歌舞伎の舞台の一番前にある照明のこと。舞台で男性が芝居に専念できるように全力を尽くしてサポートするのが妻の仕事だと教えられたという。

 そのため亭主関白は当たり前で、重い荷物を持つのも三田さんの仕事。劇場までの送り迎えも三田さんの仕事。毎日何度も家と劇場を往復し深夜まで芝翫さんのために尽くす日々だったと三田さんは明かした。そのような大変な苦労でも「皆さんやってらっしゃることを私だけできないなんて、口が裂けても言えないな、やるしかないんだ! みたいな感じでした」と当時の心境を語った。

■不倫騒動を受け書き直した「あとがき」

 成駒屋は昨年10月に歌舞伎界史上初の「親子4人同時襲名」という大仕事に取り組んだ。その裏には命を削るほどのやるべき仕事が待っていたという。三田さんはその慶事の直前、昨年9月に世間を騒がせた芝翫さんの不倫騒動についても触れた。

 すでに『銀婚式』の原稿を書き終え、最終入稿の時期にあの騒動は起こったという。それを受け「大慌てで、もう一回あとがきだけでも全部書き直しますって、気持ちをもう一回引き締めて書き直したんですけど」と明かし、「ちゃんと舞台の上で主人は精進して、皆さんにかわいがって拍手していただけるような立派な役者にならなきゃいけないという思いは、なお一層強まったと思います」と芝翫さんに対する思いを語った。

 それを受け番組アシスタントの外山惠理アナウンサー(41)は「ますますきっと絆もね」と頷くと、稲垣さんは「今後お子さん達も楽しみですね」と騒動を乗り越えた成駒屋への期待をあらわした。

ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回2月16日のゲストは写真家の岩合光昭さん。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年2月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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