鳥海修「書体で世界はがらりと変わる!~本を支えるフォントの不思議~」 「神楽坂ブック倶楽部」キックオフ記念イベント

イベント

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お持ちの本を何冊か開いて見てください。よく見ると本によって文字が違いませんか? 実は、どんな文字=書体を使うかによって、本の印象はまるで変わります。

教科書に合う書体、ミステリー小説に合う書体、はたまた香水瓶に合う書体……文字のかたちも違えば、その書体が生まれた背景もさまざまです。昔からあるオーソドックスな書体から、ツールの変化によって生み出された最新の書体まで、今ある書体のひとつひとつには、実にたくさんのドラマが隠されています。

本を楽しむ会「神楽坂ブック倶楽部」の初めてのトーク・イベントとして、本の世界に大きな影響を与え、“フォントの神”と呼ばれる鳥海修さんをお招きします。鳥海さんは、macの標準日本語フォントであるヒラギノ体を作った書体デザイナー。本ひいては文字文化を支える書体の蠱惑や奥深さについて、さまざまな書体をお見せしながら、たっぷりお話しいただきます。これからの本の読み方がまるで違ったものになる、読書好き必聴のスリリングな90分、ぜひお越しください。

※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。

※開場は開演の30分前になります。

■日時:2017年3月10日(金) 19:00~20:30
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■参加方法:http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/013q6cyqaqks.html

鳥海修(とりのうみ・おさむ)
書体設計士。1955年、山形県生まれ。多摩美術大学卒業。写植の時代から書体デザインを始め、ヒラギノシリーズや游書体ライブラリーなど、40以上の書体開発を手がけ、「フォントの神」と呼ばれる。有限会社字游工房代表取締役。京都精華大学教授。

神楽坂ブック倶楽部
神楽坂で発足したばかりの、本好きの集まりの会。新潮社や神楽坂おかみさん会など、地元の有志で結成し、文学の街・神楽坂を応援していきます。
https://twitter.com/kagubookclub

2017年2月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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