ホリエモン 久米宏に異論「アイデアじゃないんですよ! 大事なのは『やるか、やらないか』」

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 久米宏さん(72)が書店店長、壇蜜さん(36)が書店員となり、毎回話題の本を取り上げるBS日テレの番組「久米書店midnight~夜の本の虫~」に2月10日、堀江貴文さん(44)が出演した。堀江さんの著書『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』(SBクリエイティブ)がとりあげられ、久米さんと本音で生きるすべを語り合った。

■堀江さんの集大成

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』は堀江さんが自身の人生を振り返りながら、本当に後悔しない人生を送るために必要なことを伝授した一冊。2015年の発売以来発行部数は28万部を突破しベストセラーとなっている。

 堀江さんはこれまで50冊以上の著書を出しており、同書はそれら「僕の本の『まとめサイト』みたいなもの」だという。そして出版社から同書の企画をもちかけられたとき「あんまり面白くねえなあ」と思ったとも明かす。これまでに著書で触れた内容ばかりで「さんざん言ってることしか書いてない。著者的にはもっと新しいことも言ってるし考えてるのに、それを10年越しで同じこと言うのはもういいよ」という気分だったという。しかし結果的にはベストセラーとなり「出版社の方が顧客目線だったんですよ」と企画を持ち込んだ出版社を賞賛しながらも「著者的には悔しい」と語った。

■アイデアは重要じゃない

 同書で語られているのは「すぐやることが大事」だという精神。そのチャレンジは「テクノロジーの進化やインターネットの発達で、年齢も性別も住んでる場所も関係ない」と述べ、誰にもチャンスはあり、その差は「やるか、やらないか」だと語る。
 久米さんが「じゃあアイデア次第だ?」と問うと堀江さんは「アイデアじゃないんです。アイデアがなんで意味が無いかご説明しましょうか」と即座に反論。オープンソースやIoTなどのイノベーションが進むとアイデアに「ゼロベースのオリジナリティはない。全て先人たちが発明したもののマッシュアップ」と語り、これからは「DJやキュレーションの時代」だと解説した。
 そして世界が繋がった今、情報収集さえできればアイデアはどんどん生まれるため「俺が思いついた事は世界中で何百万人が思いついている可能性が高い」。それゆえに「先に手をあげたやつが勝つ」と行動することの大切さを強調した。

■アドラー心理学を『車輪の再発明』していた

 また堀江さんは「自分で考えているほど他人はあなたに関心があるわけではない」や「やらないための言い訳をやめる」と同書の中で述べている。それらの考え方について「僕はアドラー心理学を『車輪の再発明』しちゃったんです」と、今話題のアドラー心理学と同じ結論にいつのまにか辿りついていたと語る。「40年以上かけて培った理論が100年以上前の人が考えていたと思うとショックです」と苦笑しながら語った。

久米書店midnight~夜の本の虫~」はBS日テレにて毎週金曜23:30から放送中。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年2月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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