渡辺亨の新刊『プリファブ・スプラウトの音楽』の装画は、 イラストレーター柳智之による描き下ろし!

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 プリンス、マイケル、マドンナと同時代を並走してきた現代随一のポップ・マエストロ、パディ・マクアルーンの音楽の魅力を解き明かす。

 聖歌、ゴスペルから、映画音楽、ティン・パン・アレー、ブロードウェイ…アメリカ音楽史をたどるように、英国ニューカッスルから、普遍的なポピュラー・ミュージックを80 年代以降の音楽文法で構築し、映画や小説を創作するように、アルバムをつくったソングライターがいた。

 今作の装画は、元・ceroのメンバーで「文學界」などのカバーイラストも手掛けているイラストレーター・柳智之による描き下ろし。名盤『スティーブ・マックイーン』のジャケットがモチーフになっている。

渡辺亨(わたなべ・とおる)
音楽評論家/選曲家/DJ。 1959年8月18日生まれ。札幌出身。青山学院大学英米文学科卒業後、編集者兼ライターとして雑誌『Tangled Up in Blue』等に関わる。 80年代後半から『ミュージック・マガジン』や『クロスビート』などの音楽誌をはじめ、一般紙や新聞などに寄稿。著書に『音楽の架け橋』(シンコ―)がある。NHK-FMの人気番組『世界の快適音楽セレクション』の構成と選曲を担当、コーナー出演なども。

2017年3月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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