醤油の学校 「手作り醤油の仕込み & 実食“バター醤油ごはん”」第1回(全3回)

イベント

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

醤油ってなにからできているの? 大豆、塩、小麦……?
醤油の種類って? 濃口、薄口、たまり、白醤油……??

毎日食べているのに、意外と知らない「醤油」のこと。
この機会に、深く楽しく学んでみませんか?

醤油造りの老舗で、国産材料で伝統の仕込みを続ける陸前高田の八木澤商店の河野通洋社長と、雑誌やCMで活躍している料理家の山田英季さんを先生にお招きし、醤油を深く知る学校を開校します!

その第1回目となる今回のイベントでは、こんなワークショップを行います。

・手作り醤油の仕込み
同じ麹を使っても、塩と水の種類、そして熟成環境が違うと、味わいに驚くほどの差が出ます。そして、火入れも濾過もしていない生醤油の甘みと風味は、自家製でなければ味わえない感動です。
イベントでは、麹1kgと、塩250g、水1リットルを使って「諸味」を作ります。仕込んだ「諸味」は、熟成用の容器に入れてお渡しいたします。(ひと夏熟成頂いたら、手作り醤油が味わえます)

・バター醤油ごはんの試食
日本食には欠かせない醤油ですが、実は中華や洋食、エスニックなど、あらゆる食材との相性も楽しめます。山田シェフ特製のバター醤油ごはんは、感涙のおいしさ。

・図解でわかる醤油造り
醸造のプロで発酵マニアの河野社長に、醤油仕込みをくわしく解説していただけます。目からウロコの、醤油発酵学です!

知れば、たのしい、もっとおいしい。
醤油の学校、始まります!

午前の部:11:15から13:15(11:00開場)
午後の部:14:15から16:15(14:00開場)

※各回人数限定

<持ち物>
★エプロン
★塩 250g(どんな塩でもOK。ただしおおきな塊の塩は溶けにくいのでおすすめできません)

※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の15分前です。
※参加者の皆様には、手作り醤油仕込みキット(約2.5kg)をお持ち帰り頂きます。

■日時:2017年3月25日(土) 11:00~20:30
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■参加方法:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/017ewxyr7wvr.html

河野通洋(こうの・みちひろ)
1973年陸前高田市生まれ。レッドロックスコミュニティカレッジ卒業。1807(文化4)年創業、210年の歴史を誇る醤油味噌醸造蔵・八木澤商店の九代目。東日本大震災直後の2011年4月に代表取締役社長に就任。東日本大震災により、蔵、製造工場が全壊、流失したが、「雇用だけは守る」と銀行預金を給料として社員に支払いながら、会社再建に取り組む。震災後の5月には岩手県の内陸に営業拠点を移し営業を再開。2012年陸前高田市に戻り本社兼店舗を再開。2013年自社工場による製造開始。また、高田の若手経営者をひっぱる中心的な存在の1人として、2011年9月には陸前高田の経営者たちと一緖に“復興まちづくり会社”の「なつかしい未来創造 株式会社」の立ち上げに関わる。

山田英季(やまだ・ひですえ)
1982年兵庫県生まれ。フレンチ、イタリアン、和食などシェフを歴任後、もつ焼き店の経営を行うかたわら、雑誌、書籍、テレビなどへレシピ提供を行う。2011年より衣食住をテーマにしたプロジェクト『monowano』をスタート。ケータリング、プロダクトデザイン、空間プロデュースの活動を行う。2015年より、株式会社 and recipeを設立。「旅と人と食」をテーマにしたサイトの運営と、「食」を中心としたリアルな場所でのコミュニケーションを通じて、世界に活躍の場を広げている。著書に『10分丼』(主婦の友社)、『煮物の王道レシピ』(エイ出版社)など。雑誌・webに「dancyu」「メトロミニッツ」LINE MOOK「Toss!」など。TV出演に「よみがえりマイスター」「楽ごはん」(以上NHK)など。

2017年3月9日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク