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- 騎士団長殺し 第1部
- 価格:1,980円(税込)
3月14日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は村上春樹さんの7年ぶりの長編『騎士団長殺し 第1部 第2部』が獲得した。
第2位は第156回直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』。第3位は2015年6月より売れ続けるロングセラー『君の膵臓をたべたい』となった。
4位以下で注目は10位にランクインした『本好きの下剋上』シリーズの第10巻。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた異世界ファンタジー。本のない世界に転生した主人公が本をつくるために奮闘するという「ビブリア・ファンタジー」を謳う。ウェブ小説ながら本好きに愛され、既刊10巻で公称35万部のヒット。本にまつわる作品のため、書店員さんのなかでもファンが多いという。出版と並行してウェブでも連載は続き、この3月に完結を迎えた。完結を機に、ウェブ小説食わず嫌いの読書家の方々もお手に取ってみてはいかがだろう。
1位『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 第2部 遷ろうメタファー編』村上春樹[著](新潮社)
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。(新潮社ウェブサイトより)
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- 蜜蜂と遠雷
- 価格:1,650円(税込)
2位『蜜蜂と遠雷』恩田陸[著](幻冬舎)
俺はまだ、神に愛されているだろうか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!(幻冬舎ウェブサイトより)
3位『君の膵臓をたべたい』住野よる[著](双葉社)
ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。こうして、偶然にも【ただのクラスメイト】から【秘密を知るクラスメイト】となった僕。まるで自分とは正反対の彼女に、僕は徐々にひかれていった。だが、世界は病を患った彼女にさえ、平等に残酷な現実をつきつける――。全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!(双葉社ウェブサイトより)
4位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)
5位『居酒屋ぼったくり(7)』秋川滝美[著](アルファポリス発行/星雲社発売)
6位『コンビニ人間』村田沙耶香[著](文藝春秋)
7位『よるのばけもの』住野よる[著](双葉社)
8位『また、同じ夢を見ていた』住野よる[著](双葉社)
9位『レジェンド(8)』神無月紅[著](KADOKAWA)
10位『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第三部 領主の養女(3)』香月美夜[著](TOブックス)
〈単行本 文芸書ランキング 3月14日トーハン調べ〉
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