河野通和×池澤夏樹 トークイベント 「自分の頭で考えることはやっぱり大切ですか。」

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角川新書で4/10に刊行される河野通和さんの『「考える人」は本を読む』の発売を記念したトークショー。著者の河野通和さんが作家の池澤夏樹さんを迎え、検索が当たり前になった社会で、あえて「考えること」について語り合います。

雑誌「考える人」の編集長として、本と向かい合ってきた河野さん。今回の書籍『「考える人」は本を読む』では、考える時間が減ってしまった私たちのヒントになる25冊の本を紹介しています。本とともに歩んできた河野さんに、改めてその大切さを語ってもらいます。
作家の池澤夏樹さんは、個人編集による『日本文学全集』(河出書房新社)を刊行中であり、KADOKAWAからは『キトラ・ボックス』が刊行されるなど、旺盛な創作活動が続いています。多忙な日々の中で膨大な書物を読み、執筆に結び付ける池澤さんの思考法をお話しいただきます。

河野さんと池澤さんの接点は30年以上前にさかのぼります。池澤さんが文壇デビューのきっかけともなった『スティル・ライフ』の執筆を依頼したのが河野さん。この作品が中央公論新人賞、そして芥川賞を受賞し、池澤さんは目覚ましいデビューを果たしました。
今回は二人の出会いのころからのエピソードも交えながら、「考えること」についてざっくばらんに言葉を交わしていただきます。
奇しくも、河野さんが編集をつとめ、「自分の頭で考える」をコンセプトにする雑誌「考える人」が、残念ながら4/4発売号で休刊となりました。出版文化が大きく変化する中で、改めて、本を読むことの意義も問う場にしたいと思います。どうぞご期待ください。

終了後、お二人のサイン会も開催します。

■日時:2017年4月25日 (火) 19:00~20:30
■会場:青山ブックセンター本店
■参加方法:http://www.aoyamabc.jp/event/readingbook/

河野通和
1953年岡山市生まれ。編集者。東京大学文学部卒業。1978年中公論社(現中央公論新社)入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」編集長、雑誌編集局長兼「中央公論」編集長などを歴任。2008年同社退社。2010年新潮社に入社し、雑誌「考える人」の編集長を6年9か月務める(2017年春号で休刊)。週に一度配信されるメールマガジンは、週刊とは思えない内容の濃さと分量で1万8000人を超える登録者に愛読された。17年3月同社退社。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)がある。

池澤夏樹
1945年北海道生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で中央公論新人賞、芥川賞を受賞、92年『南の島のティオ』で小学館文学賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、ほか多数受賞。ほかに『カデナ』『アトミック・ボックス』など著書多数。2014年からは河出書房新社より『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』全30巻を刊行中。

2017年4月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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