杏「子育ては協力しながらやっていくのがこれからのスタンダード」 世界の子育て事情に共感

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 女優の杏さん(30)とナビゲーターの大倉眞一郎さんが毎週1冊ずつ本を持ちより紹介するJ-WAVEの番組「BOOK BAR」。3月26日の放送では杏さんは世界の育児事情をリポートした一冊を紹介し、自身の子育てについても語った。

■子育ての正解はひとつではない

 杏さんは「良い悪いではなく、いろいろ、いろいろ知りましょう」と『こんなにちがう! 世界の子育て』メイリン・ホプグッド[著](中央公論新社)を紹介した。世界各地を飛び回るジャーナリストでもある新米ママの著者が様々な国で出会った驚きの子育て方法について綴った一冊。無理に子どもを寝かしつけず、一緒に夜更かしを楽しんでしまうアルゼンチン。幼児食は用意せず、親と同じ食べ物を与えるフランス。生後半年でおむつを外してしまう中国。著者は様々な育児方法を試したうえで、育児の正解はひとつではないと述べる。

 現代では少子化・核家族化が進み、周りの親戚から大丈夫と言ってもらえることが少なくなり、お母さんたちの不安がましているともいえる。杏さんはお母さんたちが子育てに迷ったとき、あんな国もあるこんな国もあると知ることにより「これがないってことはうちはおかしいんだ」と思わずに、自由にいられる本だと解説した。

■東出さんはイクメン?

 父親の育児参加についても世界各国で事情は違い、父親の育児時間が世界で2番目に長いのがスウェーデン。1位はなんとアフリカのアカ族だという。子どもを抱っこしたまま狩りにもでかけるというイクメンぶりだ。杏さんの夫の東出昌大さんも「1カ月だけ育児だけしたいなあ」と呟くほど育児に協力的だという。しかし一度東出さんに「僕が見てるから友達とご飯行ってきていいよ」と言われ、でかけたところ、杏さんが帰ってきてもまだ子どもを寝かしつけられずにいたことがあったと明かした。そして「協力しながらやっていくのがこれからのスタンダードですよね」と考えを述べた。


■殺人犯も優しい?

 大倉さんは「伊坂さんの小説の登場人物は殺し屋でも優しい」と『サブマリン』伊坂幸太郎[著](講談社)を紹介した。12年ぶりに刊行された『チルドレン』(講談社)の続編。主人公は家庭裁判所調査官。少年犯罪の調査の過程であらわれた謎を主人公が解きほぐす。へそまがりで面倒な人でありながらも優しい主人公のキャラクターも魅力的。

 大倉さんは「伊坂さんの小説は悪い人間もみんな優しい。殺人犯も視点を変えると優しい側面がきっとあるだろうと伊坂さんが考えているんだろうな」と伊坂さんの人柄についても言及した。

 3週連続ゲストで『1984年のUWF』(文藝春秋)を上梓したノンフィクションライターの柳澤健さんは『監督』海老沢泰久[著](文藝春秋)を紹介。三省堂書店の内田剛さんが『一泊二日 観光ホテル旅案内』甲斐みのり[著](京阪神エルマガジン社)を紹介した。

BOOK BAR」はJ-WAVEにて毎週土曜に放送中。次回4月1日からは放送時間が変更になり、土曜22時のスタート。またradikoのタイムフリー機能を使い、過去1週間以内の放送を聴取することもできる。聴取はradikoのスマートフォンアプリや下記のURLから。
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20170326000000

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年3月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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