NMB48山本彩 名言満載の初エッセイ集がランクイン【ノンフィクション・教養書他ベストセラー】

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 4月11日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『九十歳。何がめでたい』が獲得した。
 第2位は『いのちの車窓から』。第3位は『さよならの力 大人の流儀(7)』となった。

 4位以下で注目は9位にランクインした『すべての理由』。NMB48のみならずソロのアーティストとしても活躍を続ける山本彩さん初のエッセイ集。家族、音楽との出会い、NMB48の仲間たち、ソロ活動、選挙、センター、リーダー、そして卒業についてまで語り尽くした7万字。コンプレックスに打ち克つ心やリーダーとしての心構えにも言及しており、ファンでなくとも心動かされる名言が満載だ。撮り下ろしグラビアやオフショットなども多数収録され、写真集としても楽しめる一冊となっている。

1位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。(小学館ウェブサイトより抜粋)

2位『いのちの車窓から』星野源[著](KADOKAWA)

怒涛の毎日を送るなかで、著者が丁寧に描写してきたのは、周囲の人々、日常の景色、ある日のできごと……。その一篇一篇に鏡のように写し出されるのは、星野源の哲学、そして真意。(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『さよならの力 大人の流儀(7)』伊集院静[著](講談社)

私は二十歳代と三十歳代に別離を経験した。一人は弟であり、もう一人は前妻であった。なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。その動揺は、なぜ自分だけが? という感情になった。ところがそういうものと向き合っていると、やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。それは彼等が生きていた時間へのいつくしみであり、生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。(講談社ウェブサイトより)

4位『くるねこ(19)』くるねこ大和[著](KADOKAWA)

5位『JAPAN CLASS ニッポンって、どえらい国だな!』ジャパンクラス編集部[編](東邦出版)

6位『こころの匙加減』髙橋幸枝[著](飛鳥新社)

7位『どんな時でも人は笑顔になれる』渡辺和子[著](PHP研究所)

8位『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』弘兼憲史[著](海竜社)

9位『すべての理由』山本彩[著](幻冬舎)

10位『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』神尾哲男[著](幻冬舎)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 4月11日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年4月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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