社会人としてレベルが測られる「語彙力」を鍛えよう【ビジネス書ベストセラー】

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 4月11日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『考え方 人生・仕事の結果が変わる』が獲得した。
 第2位は『はじめての人のための3000円投資生活』。第3位は『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』となった。

 4位以下で注目は9位にランクインした『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』。著者は大東文化大学文学部准教授の山口謠司さん。これまでにも『日本語の奇跡』『ん―日本語最後の謎に挑む―』(新潮社)などベストセラーを連発してきた文学者の山口さんが、「この人、できる!」と思われる言葉の選び方と使い方を指南した一冊。昨年12月の発売ながら、4月に入り新社会人たちの間で評判となりランクインした。最低限知っておかなかればならない言葉から、社会人として評価を上げるために効果的に使える言葉まで51語が紹介されている。知性と教養を感じさせるために、人を動かすために、語彙力が鍛えられると話題だ。最近頻出の「忖度」についても解説されている。

1位『考え方 人生・仕事の結果が変わる』稲盛和夫[著](大和書房)

どんな境遇にあっても、ひたむきに人間を磨く。当代随一の経営者が実践してきた自己成長を促し、真の充足をもたらす唯一つの方法(大和書房ウェブサイトより)

2位『はじめての人のための3000円投資生活』横山光昭[著](アスコム)

4000人が大成功! 毎月3000円から「貯金感覚」でできる横山式カンタン投資法! 3000円投資生活なら【投資経験がゼロでも】【貯金がなくても】誰でもカンタンに始められてお金がしっかり増えていきます。話題の家計再生コンサルタントが「人生を変える」お金の増やし方をお教えします!(アスコムウェブサイトより)

3位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

4位『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(2)』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)

5位『ありがとうの神様』小林正観[著](ダイヤモンド社)

6位『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』飯野謙次[著](文響社)

7位『やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』アンジェラ・ダックワース[著]神崎朗子[訳](ダイヤモンド社)

8位『入社1年目の教科書』岩瀬大輔[著](ダイヤモンド社)

9位『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』山口謠司[著](ワニブックス)

10位『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 能力以上に結果が出る「行動力」の秘密』藤由達藏[著](青春出版社)

〈単行本 ビジネス書ランキング 4月11日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年4月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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