【手帖】時代によって変わる「主婦像」

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 今年、創刊100年を迎えた雑誌「主婦の友」のバックナンバーから、主婦像の変遷をひもとく「ニッポンの主婦 100年の食卓」(主婦の友社、1600円+税)が刊行された。

 主婦の友は大正6(1917)年、実用情報を盛り込んだ女性向け雑誌として誕生した。同社によると、大正時代以前は女性も男性とともに働き、今でいう主婦は存在しなかったという。誌名に「主婦」を冠した同誌の存在が、新たな女性像を社会に浸透させる契機になったとされる。

 主婦の悩みや関心に寄り添ってきたからこそ、誌面は時代の空気を敏感に映し取っている。第二次世界大戦で戦局が悪化した時期には、米不足のため、代わりの食材を紹介。高度成長期には冷蔵庫や洗濯機の特集が組まれた。カレーやサラダなどの定番料理も、食材や調理方法などが進化しているのがおもしろい。

産経新聞
2017年5月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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