“準備”で9割が決まる!? 面接の極意とは――シミュレーションを甘く見る者は、本番で泣く

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企業の情報収集も怠らない

面接では自分のことについて聞かれることがほとんどですが、応募先の企業に関しての知識を問われることもあります。前者ならその場で対応することもできますが、後者は情報がないと答えられません。

この事前の情報取集の有無で、他の応募者との差を広げることができるかもしれません。ポイントは以下の3点です。

Point1、企業の基本情報

面接では、何を質問されるかわかりません。突然、「今日のウチの株価はいくらでしたか?」「従業員は何名いるか知っていますか?」などと聞かれることもあります。そのため、志望する企業の基本情報についてはしっかり把握しておく必要があります。

質問をされるかどうかにかかわらず、企業のサイトをみればわかるような情報は、きちんと調べておきましょう。

Point2、ほかの学生が知らない情報を把握しておく

会社説明会、HP、パンフレットに掲載されている情報は、ほとんどの応募者が知ることができます。そんな知識をアピールしても面接官に響きません。

では他の人が知らない情報を手にするにはどうすればいいのでしょう。キーとなるのは「人」です。積極的に志望する企業の社員(OB・OG)訪問をしてその人しか知らない情報を聞き出しましょう。

Point3、選考情報について調べる

ふつう、選考の流れは毎年ほとんど変わりません。志望する企業から内定をもらった先輩や、志望する企業を受けたことのある大学の先輩に選考形式を聞いておきましょう。

事前に選考形式を知っているだけでも、心構えや取り組み方がまったく異なってきます。たとえば、あらかじめ面接官が5人と知って面接に臨むのと、知らずに臨むのとでは、結果が違ってくるでしょう。

あなただけの回答をカンタンに用意できる

さらに、田口氏の著書には、自己紹介、自己PRなど、面接で必ず聞かれる質問、30のシミュレーションワークシートが用意されいて、ワークシートに書き込むだけで、面接官の質問の意図に沿った回答をカンタンに準備できます。


(本書、64ページより)


(本書、65ページより)

実際の面接を想定し、受け応えを準備しておけば、面接に落ちついて臨むことができます。自己紹介から志望動機、長所や短所、学生と社会人の違いとは、といった質問まで、様々な質問が想定されており、本番前の練習として大きな助けとなるはずです。

“準備”で9割決まるといってもいい、就活の「面接」。事前の準備から面接後の反省まで対応し、就活生の悩みや不安に答える田口さんの著書『受かる!面接力養成シート』を活用してみてはいかがでしょう。

日本実業出版社
2017年4月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

日本実業出版社

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