【手帖】日本文学の多様性映す19編

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 日本文芸家協会編『文学2017』(講談社・3600円+税)が刊行された。昨年出た全文芸誌の掲載作から選んだ19編を収めるアンソロジー。原発事故後の世界を強靱(きょうじん)な想像力で紡ぐ津島佑子「半減期を祝って」、日系米国人女性のアイデンティティーを見つめた宮内悠介「カブールの園」、日常の不穏さを寓話(ぐうわ)的な装いでつづる今村夏子「あひる」など、題材やスタイルも多種多様。「歌舞伎の顔見世興行的な賑(にぎ)わい」(島田雅彦編纂(へんさん)委員の解説)が日本文学の「今」を伝える。

産経新聞
2017年6月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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