何事も完璧な稲垣吾郎 唯一のコンプレックスが明らかに[ゴロウ・デラックス]

テレビ・ラジオで取り上げられた本

102
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 稲垣吾郎さん(43)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」に6月16日、編集者でライターの新保信長さんが出演した。稲垣さんと新保さんが理想の「字」について語った。

■稲垣さんのイメージに合わない「汚い字」問題

 稲垣さんのコンプレックスは「字が汚い」こと。稲垣さんといえばスマートで知的、なにごとも完璧で優美なイメージがある。しかしそのようなパブリックイメージと、稲垣さんの書く「字」は大きく違い、非常に悪筆だという。番組ではそのギャップに「ずっと苦しんでいる」と告白した。「左利きだから漢字の書き順が……」などと言い訳をしながら、「絶対字は書きたくない」「(クイズの回答でパネルに書くのが)すっごいヤダ!」と嘆いていた。

 今回の課題図書はそんな稲垣さんにぴったりの『字が汚い! 』(文藝春秋)。自分の字の汚さに気づいた著者の新保さんがペン字練習帳できれいな字を目指したり、ありとあらゆる人の手書き文字をリサーチするなど、字をめぐり右往左往する体験ルポルタージュだ。

 稲垣さんは「『自分がこういう人間』って表すものとしてすごく重要」と字にこれまで生きてきたものがあらわれるとしみじみと語る。そして同書を読み終えたあとは「今からでも頑張れば遅くないのかな」と勇気づけられた様子だった。

■どの練習帳が良いのか?

 新保さんが自分の字の拙さに気づいたのは、大物漫画家へ仕事の依頼のために手書きで手紙を書いていたとき。子供っぽい字のため、真剣に書いているのにふざけているように見えてしまう。結局送ることを躊躇し、手書き風の字体で印刷して送ったという。しかしその依頼を受けてはもらえなかった。

 一念発起した新保さんはペン字練習帳で字の練習を始めた。「美文字」ブームの昨今、練習帳は多数出ているが、新保さんに一番響いたというのが『練習しないで、字がうまくなる! 15分でガラリと変わる上達法』阿久津直記[著](サンマーク出版)だ。「発想の転換がすごくあって、どう考えて字を書けばいいか、コツを教えてくれる」と同書を薦めた。

■理想の字は美文字じゃない

 新保さんは文豪たちの字を調べ、自分で練習を積むうちに、目指すべき理想の字がわかってきたという。それは「ちょっとスキがあるというか、愛嬌がありつつ、全体的には整っていて読みやすい字」。「美文字ではなくいい感じの字が書きたい」と目標とする字について語った。

 稲垣さんは「5回生まれ変わっても無理だ」と泣き言を漏らしながらも、ペン字の先生のような字を書きたいという。それに対し番組アシスタントの外山惠理アナウンサーは「それこそ完璧になっちゃう。やってみればいいじゃん」と笑いながら突き放していた。

 また同書にも登場する筆跡診断士の林香都恵さんが出演し、稲垣さんの筆跡診断を行った。林さんによると稲垣さんの字は「素直でまじめ。物事を素直に捉えられる」「自分軸がしっかりしている」「恥ずかしがり屋」「物事を素早くすすめ、もたもたしない」と診断していた。

 番組最後に稲垣さんは「今まで字と向き合っていなかった」と気づいたことを告白した。それを受け新保さんは「意識するだけで全然違いますからね」とアドバイスしていた。

ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回6月22日のゲストは俳優のムロツヨシさん。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年6月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ニュース