住人は殺し屋にテロリスト、スパイに詐欺師?! 悪人ばかりが住む「めぞん一刻」の管理人を任されたら

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 6月20日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』が獲得した。
 第2位は『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』。第3位は『定年後 50歳からの生き方、終わり方』となった。

 一方ノベルスランキングの1位は大沢在昌の『極悪専用』が獲得した。2015年に文藝春秋から出版された単行本のノベルス版。殺し屋やテロリスト、スパイ、詐欺師など極悪人専用のマンションが舞台となった荒唐無稽なノワールコメディ。そのマンションの管理人となった主人公が「悪人たちのオリンピック」のなかで命がけでマンションの治安のために奮闘する。ネット上では悪人ばかりの「めぞん一刻」との評も見受けられる。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』ケント・ギルバート[著](講談社)

日本人に「自虐史観のアホらしさ」を気づかせてくれたのはアメリカ人だった……ベストセラー連発、日本人より日本文化を深く知っているケント・ギルバートの新境地! 中国や韓国と上手に付き合うには、まず「自己中心主義」の大本たる儒教の本質を知り、そして日本は儒教国家でないことを認識すべし!!(講談社ウェブサイトより)

2位『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一[著](中央公論新社)

室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七~七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのか――。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『定年後 50歳からの生き方、終わり方』楠木新[著](中央公論新社)

自営業などを除けば誰もがいつか迎える定年。社会と密接に関わってきた人も、組織を離れてしまうと、仕事や仲間を失って孤立しかねない。お金や健康、時間のゆとりだけでは問題は解決しない。家族や地域社会との良好な関係も重要だ。第二の人生をどう充実させたらよいか。シニア社員、定年退職者、地域で活動する人たちへの取材を通じ、定年後に待ち受ける「現実」を明らかにし、真に豊かに生きるためのヒントを提示する。(中央公論新社ウェブサイトより)

4位『発達障害』岩波明[著](文藝春秋)

5位『サイコパス』中野信子[著](文藝春秋)

6位『あの会社はこうして潰れた』藤森徹[著](日本経済新聞出版社)

7位『世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ』はらぺこグリズリー[著](光文社)

8位『好きなことだけで生きていく。』堀江貴文[著](ポプラ社)

9位『それでもこの世は悪くなかった』佐藤愛子[著](文藝春秋)

10位『使いたい時にすぐ出てくる! 大人の語彙力が面白いほど身につく本』話題の達人倶楽部[編](青春出版社)

■新書 ノベルスランキング

1位『極悪専用』大沢在昌[著](徳間書店)

2位『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』平林佐和子[著]藤巻忠俊[原作](集英社)

3位『僕のヒーローアカデミア(2) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)

4位『ハイキュー!! ショーセツバン!!(8)』古舘春一[原作]星希代子[著](集英社)

5位『僕のヒーローアカデミア(1) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)

6位『リゾートしらかみの犯罪』西村京太郎[著](光文社)

7位『日本有事「鎮西2019」作戦発動!』中村ケイジ[著](経済界)

8位『獣人王の花嫁 愛淫オメガバース』はるの紗帆[著](リブレ)

9位『メイド花嫁を召し上がれ』真船るのあ[著](笠倉出版社)

10位『東京喰種 トーキョーグール:re Novel [quest]』石田スイ[原作]十和田シン[著](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 6月20日トーハン調べ〉

【訂正】
3位の『定年後 50歳からの生き方、終わり方』の書籍紹介に誤りがございました。訂正いたしました。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年6月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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