又吉直樹×壇蜜 交際報道の原因となった対談で語られた「共感」

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 6月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『劇場』が獲得した。
 第2位は『蜜蜂と遠雷』。第3位は『八男って、それはないでしょう!(11)』となった。

 『劇場』は発売以来7週連続の1位。著者の又吉直樹さんは「週刊新潮」6月8日号でタレントの壇蜜さんと対談した。その中で二人は物語の舞台となった下北沢で感じる疎外感について共感しあった。(以下「週刊新潮」2017年6月8日号より)

壇蜜:(略)私もあの通りは好きなんですけど、目の前の人たちを自分とは毛色の違う群れとして見てしまっているような気がして、自分はその中のどこにも属せないんだと、疎外感のようなものを感じていました。

又吉:ああ、それ、壇蜜さんも感じるんですか?

壇蜜:感じます、感じます。みんなスーツ着たり、襟のついたかしこまった格好をして仕事してるんだと思うと、圧倒的に能力の高い群れを見させられている気持ちがして。

又吉:それとまったく同じことを、上京してからずっと感じていましたね。

https://www.dailyshincho.jp/article/2017/06270800/

 また二人はお互いの著作に関しても共感を語り合った。又吉さんは「壇蜜さんと話していると反発する気がいっさい湧いてこうへん」と壇蜜さんの分析に感心し、壇蜜さんは「文章を書くことに関してはお互い『変温動物』なんだ」と理解を示していた。この対談の後、東京スポーツが二人の“カップル説”を報じたが、又吉さん壇蜜さんともに否定している。

1位『劇場』又吉直樹[著](新潮社)

演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った――。『火花』より先に書き始めていた又吉直樹の作家としての原点にして、書かずにはいられなかった、たったひとつの不器用な恋。夢と現実のはざまでもがきながら、かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。(新潮社ウェブサイトより)

 BookBangでは作家の西加奈子さん、服部文祥さん、町田康さんらによる書評が掲載されている。

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■西加奈子さん(作家)レビュー
 一気に読み進めたいのだけど、実際読む手は止まらないのだけど、苦しくて苦しくて、どうしても一度伏せてしまう作品がある。そんな作品に出逢うのは稀で、だからしばらく動悸が止まらないし、読み終わった後もその世界にずっと引きずられる。「劇場」はまさにそういう作品だった。…
https://www.bookbang.jp/review/article/532102
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■服部文祥さん(登山家・作家)レビュー
 才能あふれるとはいかないが、そこそこはやっていけそうな、それでいてちょっと神経症気味の若い劇作家が人生をもがいている。天使のような同世代の女性と知り合い、親しくなっていく。プロットはベタな青春物語である。だが、…
https://www.bookbang.jp/review/article/531791
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■町田康さん(作家)レビュー
 先日。自らハンドルを握り、首都高速道路三号線を用賀方面に向かって走行していたところ三軒茶屋のあたりでなんだか急速に気持ちがざわついてきたので、音楽でも聴いたら少しは気が晴れるのではないか、例えば…
https://www.bookbang.jp/review/article/532099
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2位『蜜蜂と遠雷』恩田陸[著](幻冬舎)

俺はまだ、神に愛されているだろうか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!(幻冬舎ウェブサイトより)幻冬舎の月刊PR誌「PONTOON」にて連載された音楽小説。数多の個性的な天才たちが鎬を削るピアノコンクールがドラマチックに描かれる。

 BookBangでは書評家の杉江松恋さんと倉本さおりさん、作家の朝井リョウさんによる書評が掲載されている。

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■杉江松恋さん(書評家)レビュー
 才能と情熱の小説である。恩田陸『蜜蜂と遠雷』は、国際ピアノコンクールを主舞台として描かれる音楽小説であり、演奏行為を通じて、さまざまなことが綴られていく。…
https://www.bookbang.jp/review/article/519375
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■倉本さおりさん(書評家、ライター)レビュー
『蜜蜂と遠雷』は、ピアニストだけでなく、ステージマネージャーや調律師、取材スタッフなど、コンクールを支える側の人間たちの姿まで細やかに描けていることも見逃せない。…
https://www.bookbang.jp/review/article/527584
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■朝井リョウさん(作家)レビュー
 読書面が日曜の朝刊で本当によかった。五百ページ超えの二段組、大ボリュームのこの物語は、読み終わるまで私たちを放してくれない。休日に一気読みすることをオススメする。…
https://www.bookbang.jp/review/article/521681
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3位『八男って、それはないでしょう!(11)』Y.A[著](KADOKAWA)

――ある日の朝、目を覚ますと……平凡な若手商社マンである一宮信吾(25)は、僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男ヴェンデリン(5)という存在意義さえ怪しい子供に憑依していた。(KADOKAWAウェブサイトよる抜粋)「小説家になろう」発の大人気異世界転生小説の第11弾。

4位『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる[著](新潮社)

5位『異世界はスマートフォンとともに。(9)』冬原パトラ[著](ホビージャパン)

6位『二度目の人生を異世界で(16)』まいん[著](ホビージャパン)

7位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

8位『かがみの孤城』辻村深月[著](ポプラ社)

9位『食い詰め傭兵の幻想奇譚(2)』まいん[著](ホビージャパン)

10位『素敵な日本人 東野圭吾短編集』東野圭吾[著](光文社)

〈単行本 文芸書ランキング 6月27日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年7月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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