「ベルセルク」39巻発売と同時に休載が発表 「それでも終わりまでは」と願うファンの声

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 6月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『東京喰種 トーキョーグール:re(11)』が獲得した。
 第2位は『ベルセルク (39)』。第3位は『マギ(34)』となった。

 第2位となった『ベルセルク (39)』は初のノベライズ作品となる『小説 ベルセルク 炎竜の騎士』深見真[著](白泉社)と同時発売。小説は「ベルセルク」TVアニメの脚本を担当した深見真さんが担当している。

 また発売と同時に残念なお知らせも飛び込んできた。掲載誌「ヤングアニマル」13号で休載が発表されたのだ。連載再開は冬ごろが予定されている。

 しかし「ベルセルク」は3月に発売された7号で連載が再開されたばかり。ファンとしてまたしてもやきもきする展開となり、「次の巻が読めるのはいつのことやら……」と嘆く声が広がっている。ただし「休載してもいいから、なんとか物語の終わりまでは描いて欲しい」と待たされることに慣れた「よく訓練されたファン」も多数見受けられる。作品の質の高さ故の現象だろう。

1位『東京喰種 トーキョーグール:re(11)』石田スイ[著](集英社)

「先生がいないと、私は…」「ピエロマスク集団」による、〔CCG〕各支局同時多発襲撃が発生。裏で“ピエロ”を操る旧多二福は、次第に〔CCG〕そのものを恣に。佐々木琲世に教えを施されたかつてのQsたちも、カネキケン率いる「黒山羊」の動きに動揺を隠せないでいた。“ヒト”と“喰種”の関係が根本から変化しようとする最中、“隻眼の王”に求められるものは…?(集英社ウェブサイトより抜粋)

2位『ベルセルク (39)』三浦建太郎[著](白泉社)

ついにパックの故郷・妖精島に到着したガッツ達。キャスカの心を取り戻すため、妖精王の元へ急ぐが!? (白泉社ウェブサイトより)

3位『マギ(34)』大高 忍[著](小学館)

『聖宮』を奪取し、ウーゴ、ダビデを従えたシンドバッドは、世界のルフを書き換えていた! アラジンはそのやり方に異を唱えるが、世界中の人々はシンドバッドの思考に染まっており… アリババはモルジアナとの話を経て、シンドバッドと戦うことを決意する。さらにジュダル、白龍も現れて…!? 物語の始まりの場所『聖宮』で、世界を賭けた死闘が始まる! 激動の魔導冒険譚第34巻!!(小学館ウェブサイトより)

4位『宇宙兄弟 (31)』小山宙哉[著](講談社)

5位『マギ シンドバッドの冒険(14)』大寺義史[画]大高 忍[原作](小学館)

6位『食糧人類-Starving Anonymous-(3)』イナベカズ[漫画]蔵石ユウ[原作]水谷健吾[原案](講談社)

7位『ベイビーステップ(45)』勝木 光[著](講談社)

8位『賭ケグルイ(7)』尚村 透[作画]河本ほむら[原作](スクウェア・エニックス)

9位『ボールルームへようこそ(9)』竹内 友[著](講談社)

10位『MIX(11)』あだち充[著](小学館)

〈コミックスランキング 6月27日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年7月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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