武田砂鉄『コンプレックス文化論』(文藝春秋)と中村佑介『わたしのかたち 中村佑介対談集』(青土社)の刊行を記念して青山ブックセンター本店にてトークイベントが開催される。
『わたしのかたち 中村佑介対談集』で和田誠、林静一、宇野亞喜良、江口寿史、さだまさし、ASIAN KUNG-FU GENERATION・後藤正文など、自身の創作に影響を与えた13名のクリエーターと語り合ったイラストレーターの中村佑介と「文化はコンプレックスから生まれる」という仮説のもと、天然パーマ、背が低い、下戸、ハゲ、一重(ひとえ)……など10個のコンプレックスをじっくり考察した評論『コンプレックス文化論』を上梓したフリーライターの武田砂鉄さんが、描くことや書くことについて、そして抱えてきたコンプレックスについて語り合う。
トーク終了後には、両名のサイン会も開催される予定。
サイン会
■日程:2017年8月11日(金) 開演:14時~(開場:13時30分)
■定員:110名
■場所:青山ブックセンター本店
■参加費:1,350円(税込)
http://books.bunshun.jp/articles/-/3822
武田砂鉄
1982 年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年秋よりフリーライターに。 著書に『紋切型社会─ 言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社、2015年、第25回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、『芸能人寛容論─ テレビの中のわだかまり』(青弓社)、『せいのめざめ』(河出書房新社、益田ミリ共著)がある。
中村佑介
1978年兵庫県生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。ASIAN KUNG-FU GENERATION、さだまさしのCDジャケットをはじめ、『謎解きはディナーのあとで』、『夜は短し歩けよ乙女』、音楽の教科書など数多くの書籍カバーを手がけるイラストレーター。他にも、アニメ『四畳半神話大系』などのキャラクターデザイン、セイルズとしてのバンド活動、テレビやラジオ出演、エッセイ執筆など表現は多岐にわたる。作品集『Blue』、『NOW』は、シリーズ累計13万部を突破。教則本『みんなのイラスト教室』とぬりえ本『COLOR ME』も話題に。
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2017年7月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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