登山家・服部文祥トークイベント開催 写真家・石川直樹と語る

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 文明の利器に頼らず自らの力のみで山に入る「サバイバル登山」というスタイルを貫く、登山家・服部文祥のトークイベントが7月10日(月)に東京神楽坂のla kaguにて開催する。

 今回のイベントは、登山とともに実践してきた狩猟や世界第二位の高さである「K2」の登頂した経験を元に描いた服部文祥の初小説『息子と狩猟に』の刊行を記念して行われる。

 ゲストにエベレストをはじめとするヒマラヤの8000m級の山々に挑戦してきた写真家の石川直樹を迎え、互いの冒険について語り合う。

 トーク終了後には、両名のサイン会を予定しており、書籍は会場でも販売する。

トークイベント
■日程:7月10日(月) 19時~
■場所:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■料金:2,000円/1,800円(神楽坂ブック倶楽部会員限定)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01gf1zyxs6zd.html

服部文祥(はっとり・ぶんしょう)
登山家・作家。1969年神奈川県生れ。東京都立大学フランス文学科卒。大学時代からオールラウンドに登山を実践し、96年にカラコルム・K2登頂、国内では剱岳八ッ峰北面、黒部別山や薬師岳東面の初登攀など、国内外に複数の登山記録がある。99年から長期山行に装備を極力持ち込まず、食糧を現地調達する「サバイバル登山」と自ら名付けた登山をはじめる。著書に『サバイバル登山家』『増補 サバイバル!』『狩猟サバイバル』『ツンドラ・サバイバル』『アーバンサバイバル入門』などがある。

石川直樹(いしかわ・なおき)
写真家。1977年東京都生れ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。二十代前半からデナリやエベレストなどの高峰に登る。人類学、民俗学などに関心を接続させ、世界中を旅しながら作品を発表し続けている。写真集『NEW DIMENSION』で講談社出版文化賞受賞。『CORONA』で土門拳賞を受賞。他に『最後の冒険家』(開高健ノンフィクション賞)など。また、ヒマラヤの八千メートル峰を撮影したシリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』がある。近著に『ぼくの道具』など。

2017年7月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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