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- とるとだす
- 価格:1,540円(税込)
7月25日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『忍物語』が獲得した。
第2位は『とるとだす』。第3位は『劇場』となった。
今週の注目は2位にランクインした『とるとだす』。畠中恵さんのファンタジー時代小説「しゃばけ」シリーズの最新刊だ。フジテレビで実写ドラマ化された他、漫画化、舞台化もされた人気シリーズ。この秋にはミュージカル版第二弾の公開も控えている。今作は限定版も発売されており、ミュージカル版とのコラボブックが付属する。コラボブックにはキャストの平野良さん・藤原祐規さん、二人の撮り下ろし写真や、ミュージカル化された原作の冒頭が掲載され、ミュージカル版との違いが楽しめる内容となっている。
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- 忍物語
- 価格:1,430円(税込)
1位『忍物語』西尾維新[著](講談社)
直江津高校の女子生徒が相次いで失踪する事件が発生。ミイラ化した状態で発見された彼女たちの首筋には、特徴的な傷痕があって…?大学生になった阿良々木暦は、犯人をつきとめるべく走り出す!(講談社ウェブサイトより)
2位『とるとだす』畠中恵[著](新潮社)
それって、若だんなのおとっつぁんのこと――? 長崎屋にいったい、何が起きているの? 何より、病弱若旦那に跡を継げるの? だ、大丈夫かな……? おまけに、骸骨(がいこつ)も襲ってくるし、最新刊は心配事が尽きませんよ! 緊急事態続出の「しゃばけ」シリーズ最新作!(新潮社ウェブサイトより)
3位『劇場』又吉直樹[著](新潮社)
演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った――。『火花』より先に書き始めていた又吉直樹の作家としての原点にして、書かずにはいられなかった、たったひとつの不器用な恋。夢と現実のはざまでもがきながら、かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。(新潮社ウェブサイトより)
BookBangでは作家の西加奈子さん、服部文祥さん、町田康さんらによる書評が掲載されている。
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■西加奈子さん(作家)レビュー
一気に読み進めたいのだけど、実際読む手は止まらないのだけど、苦しくて苦しくて、どうしても一度伏せてしまう作品がある。そんな作品に出逢うのは稀で、だからしばらく動悸が止まらないし、読み終わった後もその世界にずっと引きずられる。「劇場」はまさにそういう作品だった。…
https://www.bookbang.jp/review/article/532102
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■服部文祥さん(登山家・作家)レビュー
才能あふれるとはいかないが、そこそこはやっていけそうな、それでいてちょっと神経症気味の若い劇作家が人生をもがいている。天使のような同世代の女性と知り合い、親しくなっていく。プロットはベタな青春物語である。だが、…
https://www.bookbang.jp/review/article/531791
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■町田康さん(作家)レビュー
先日。自らハンドルを握り、首都高速道路三号線を用賀方面に向かって走行していたところ三軒茶屋のあたりでなんだか急速に気持ちがざわついてきたので、音楽でも聴いたら少しは気が晴れるのではないか、例えば…
https://www.bookbang.jp/review/article/532099
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4位『月の満ち欠け』佐藤正午[著](岩波書店)
5位『蜜蜂と遠雷』恩田陸[著](幻冬舎)
6位『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる[著](新潮社)
7位『とんでもスキルで異世界放浪メシ(3)』江口連[著](オーバーラップ)
8位『また、同じ夢を見ていた』住野よる[著](双葉社)
9位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)
10位『君の膵臓をたべたい』住野よる[著](双葉社)
〈単行本 文芸書ランキング 7月25日トーハン調べ〉
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