「キングダム」最新刊が初登場1位 登場人物からリーダーシップを学ぶビジネスマンも

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 7月25日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『キングダム(47)』が獲得した。
 第2位は『東京喰種 トーキョーグール:re(12)』。第3位は『名探偵コナン(93)』となった。

 1位となった『キングダム(47)』は累計発行部数2300万部を超える大ヒット歴史漫画の最新刊。中国の春秋戦国時代を舞台に、後に秦の始皇帝となる「政」と大将軍を目指す「信」の交流や成長が描かれる。作中には信念をもって行動する多くの人物が登場し、その熱い思いにハマる読者が続出している。テレビ朝日系バラエティ「アメトーーク!」で著名人がキングダムへの愛を語った「キングダム芸人」が放送されるなど、各界にファンは広がっている。

 キングダムはビジネスマンの間でも読まれており、乱世で生きる登場人物からリーダーシップが学べると話題だ。ビジネス書の題材にもなっており、経営コンサルタントの長尾一洋氏が著した『「キングダム」で学ぶ 乱世のリーダーシップ」(集英社)では、登場人物の言葉や行動を例に、リーダーに必要な条件を解説している。同書にはAKB48の2代目総監督横山由依さんも「この本は私のバイブルになる!」と思ったと語っている。

 また「Yahoo! アカデミア」学長の伊藤洋一さんも6月に発売した『キングダム 最強のチームと自分をつくる』(かんき出版)のなかで、こちらも登場人物の思考や行動を題材に、ビジネスマンに向けて明日から使えるスキルとマインドを指南している。

http://youngjump.jp/kingdom/leader/
https://www.bookbang.jp/review/article/535486

1位『キングダム(47)』原泰久[著](集英社)

秦連合軍、国の興亡を懸け、趙王都圏へ。覇権の行方は!? 趙軍驚愕の秦連合軍による趙王都圏進軍。未踏の領域への進軍に立ちはだかる最初の関門は趙国門・列尾! 秦軍は突破出来るのか…!? さらに今決戦の最大の攻略標的地・ギョウをめぐる王翦と李牧の知略戦が誰もが予期せぬ方向へと進んでいく…!?(集英社ウェブサイトより)

2位『東京喰種 トーキョーグール:re(12)』石田スイ[著](集英社)

「24区の最深部と、隻眼の喰種…か」“全喰種の殲滅”を掲げ、「東京完塞」を試みる〔CCG〕新局長・和修吉福。そして、生み出された新戦力「オッガイ」。Qsの上位互換である「黒い子供たち」は、夥しい速度で“喰種”を狩り始めた。対策を余儀なくされた「黒山羊」は、「喫茶:re」を離れることを決意する。その刹那、訪れる執念の追跡者。東京24区。未知の地下空間。語られる「隻眼の喰種」の伝説。歴史が、次第に紐解かれてゆく…!(集英社ウェブサイトより)

3位『名探偵コナン(93)』青山剛昌[著](小学館)

コナンと平次が喫茶ポアロで事件に遭遇!! 安室と共に事件の捜査に動き出すが、「和田進一」と名乗る謎の男が登場し…!? その一方、「あの方」の側近・RUMを想起させる人物が探偵団たちの前に現れ―――!?(小学館ウェブサイトより)

4位『七つの大罪(27)』鈴木央[著](講談社)

5位『ジョジョリオン(15)』荒木飛呂彦[著](集英社)

6位『ダイヤのA act2(8)』寺嶋裕二[著](講談社)

7位『GIANT KILLING(44)』ツジトモ[画]綱本将也[作](講談社)

8位『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦(6)』赤坂アカ[著](集英社)

9位『古見さんは、コミュ症です。(5)』オダトモヒト[著](小学館)

10位『東京タラレバ娘(9)』東村アキコ[著](講談社)

〈コミックスランキング 7月25日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年7月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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