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- 未来の年表 : 人口減少日本でこれから起きること
- 価格:836円(税込)
8月22日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』が獲得した。
第2位は『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』。第3位は『死ぬほど読書』となった。
1位となった『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』は8月14日放送のバラエティー番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でとりあげられた。同書で解説されるのは人口減少により日本に起こる数々の出来事だ。番組ではそれらの出来事を年表であらわしながら、マツコ・デラックスさんと関ジャニ∞村上信五さんが話し合った。
フリップで示された年表には[2018年]国立大学が倒産の危機へ [2020年]女性の2人に1人が50歳以上に [2024年]3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ [2025年]ついに東京都も人口減少へ [2033年]全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる [2039年]深刻な火葬場不足に陥る [2040年]自治体の半数が消滅の危機 [2050年]世界的な食料争奪戦に巻き込まれる、と悲惨な未来が示されていた。これを見たマツコさんは「(超・高齢者大国は)もうすぐよ!」「(3戸に1戸が空き家になる)ゴーストタウンみたいになってくる……」「(深刻な火葬場不足)また野焼きとか始まるのかしら?」「(食料争奪戦に)私を食べて!」と数々のネガティブな予想に恐れをなしていた。
Book Bangでも『未来の年表』についてコラムニストの林操さんが書評を寄せている。林さんは「統計予測ベースで列挙していくから、未来予測として確度が高い」とその予想の確かさに理解を示しながらも、「正しく悲観していただきたく」と読者に冷静な対応を求めている。
https://www.bookbang.jp/review/article/535673
■新書 ノンフィクションランキング
1位『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司[著](講談社)
日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 人口減少に関する日々の変化というのは、極めてわずか。ゆえに人々を無関心にする。だが、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」である。書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物はこれまでなかった。(略)本書が、その画期的な役目を担おう。(講談社ウェブサイトより抜粋)
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- 儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇
- 価格:924円(税込)
2位『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』ケント・ギルバート[著](講談社)
日本人に「自虐史観のアホらしさ」を気づかせてくれたのはアメリカ人だった……ベストセラー連発、日本人より日本文化を深く知っているケント・ギルバートの新境地! 中国や韓国と上手に付き合うには、まず「自己中心主義」の大本たる儒教の本質を知り、そして日本は儒教国家でないことを認識すべし!!(講談社ウェブサイトより)
3位『死ぬほど読書』丹羽宇一郎[著](幻冬舎)
もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。ただし、読み方にはコツがある。「これは重要だ」と思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、本の選び方、読み方、活かし方、楽しみ方を縦横無尽に語り尽くす。(幻冬舎ウェブサイトより)
4位『戦争と平和』百田尚樹[著](新潮社)
5位『定年後 50歳からの生き方、終わり方』楠木新[著](中央公論新社)
6位『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』磯田道史[著](NHK出版)
7位『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』ケント・ギルバート[著](PHP研究所)
8位『発達障害』岩波明[著](文藝春秋)
9位『孤独のすすめ 人生後半の生き方』五木寛之[著](中央公論新社)
10位『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一[著](中央公論新社)
■新書 ノベルスランキング
1位『BLEACH Can’t Fear Your Own World(1)』成田良悟[小説]久保帯人[原作](集英社)
2位『映画ノベライズ 銀魂』田中創[小説]空知英秋[原作]福田雄一[脚本](集英社)
3位『あにだん 北のもふもふプロポーズ』浅見茉莉[著](笠倉出版社)
4位『僕のヒーローアカデミア(1) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)
5位『異史・新生日本軍(2)運命の分岐点!』羅門祐人[著](経済界)
6位『十津川警部 日本遺産からの死の便り』西村京太郎[著](徳間書店)
7位『僕のヒーローアカデミア(2) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)
8位『ハイキュー!! ショーセツバン!!(8)』古舘春一[原作]星希代子[著](集英社)
9位『東京喰種 トーキョーグール:re Novel[quest]』石田スイ[原作]十和田シン[著](集英社)
10位『映画ノベライズ ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(1)』浜崎達也[小説]荒木飛呂彦[原作]江良至[脚本](集英社)
〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 8月22日トーハン調べ〉
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