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- アナログ
- 価格:1,320円(税込)
ビートたけしの書き下ろし長編小説『アナログ』の刊行を記念して、芥川賞作家の又吉直樹との対談が9月22日(金)23時からネットライブサービス「ニコニコ生放送」で配信されることが決定した。
同番組では、たけしと又吉が、お笑い、恋愛、小説などさまざまな話題を展開する。これまでのビートたけし作品について「ゴーストライターですけど」との衝撃発言や「ノート3冊半の手書き原稿をネットオークションで1ページ5万円で売ったら、大儲けだな」……など、たけし節が炸裂。一方で、小説の構想の立て方にについて話が及ぶと、四コマ漫画のように最後のシーンまで決めて小説を書くというたけしに対して、又吉は「最後までは考えていないですね。書いているうちに(登場人物の)誰かが言った言葉などを自分なりに解釈していって、それを後半に生かしたりしています」と、対極の小説作法も明かされた。
同日に発売される『アナログ』は、ビートたけしが“初めて自ら書き下ろした”恋愛小説。デザイン事務所に勤める水島悟とみゆきと名乗る不思議な女性が、素性も連絡先も知らないまま、なぜか強烈に惹かれあう「アナログ」な関係を描く。“誰かを大切にする”とは何かを問いかける渾身の長編となっている。
ビートたけし×又吉直樹 特別対談「笑いと純愛」
■日程:2017年9月22日(金) 23時~
■ゲスト:ビートたけし/又吉直樹
■司会:中井美穂
■配信:ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/gate/lv306131778
ビートたけし
1947(昭和22)年、東京・足立区生れ。浅草フランス座で芸人修業中に知り合ったきよしと漫才コンビ「ツービート」を結成、漫才ブームで一躍人気者となる。その後もソロとして、テレビやラジオの出演、映画や出版の世界などで活躍を続けている。映画監督・北野武としても世界的な名声を博す。1997(平成9)年には「HANA-BI」でベネチア国際映画祭グランプリを受賞。『たけしくん、ハイ!』『悪口の技術』『間抜けの構造』『新しい道徳』など著書多数。
又吉直樹
1980年大阪府寝屋川市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中。2015年「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞。著書に、『第2図書係補佐』『東京百景』などがある。
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2017年9月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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