池波正太郎“鬼平犯科帳”生誕50周年記念 梶芽衣子×山本一力トークイベント

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 女優の梶芽衣子と作家・山本一力のトークイベントが、11月1日(水)に東京・八重洲ブックセンター本店で開催される。

 池波正太郎の代表作「鬼平犯科帳」生誕50周年を記念したイベントで、テレビドラマで密偵・おまさを28年間演じてきた梶芽と時代小説の第一人者の山本が、「鬼平犯科帳」の魅力を語り合う。

 トーク終了後は、山本一力よるサイン会が行われる予定で、当日会場で販売される山本の著作を購入した方が対象となる。

 テレビに限らず、映画・舞台・漫画・テレビアニメ化されている「鬼平犯科帳」は、実在の火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公にした時代小説。1967年(昭和42年)に短篇小説「浅草・御厩河岸」が文藝春秋発行の小説誌「オール讀物」12月号に掲載され、大きな反響を呼んだのを機に、「鬼平犯科帳」シリーズとして1990年(平成2年)5月号まで連載された。

 池波正太郎は、戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。1923年(大正12年)東京・浅草に生れ、戦後に東京都の職員となる。その後、劇作家として活動し、1956年(昭和31年)に小説家デビュー。1960年(昭和35年)に「錯乱」で直木賞受賞。以後、『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など多数の著作を発表している。

トークイベント
■日時:2017年11月1日(水)19:00~(開場18:30)
■定員:80名(お申込み先着順)
■会場:八重洲ブックセンター本店
http://books.bunshun.jp/articles/-/3971

梶芽衣子
東京生まれ。映画「野良猫ロック」「さそり」「仁義なき戦い」「修羅雪姫」などのヒット作を経て、1976年『無宿』で 京都映画市民映画主演女優賞、78年 『曽根崎心中』でブルーリボン、キネマ旬報、毎日映画コンクール、報知新聞ほかの各主演女優賞、96年『鬼平犯科帳』で 報知新聞助演女優賞を受賞。歌手としても活躍し、73年「怨み節」で 日本有線大賞、2017年「凛」をリリース。テレビドラマ「鬼平犯科帳」では28年間、密偵・おまさ役を演じ、「剣客商売」にも出演。

山本一力
1948年高知生まれ。都立世田谷工業電子科卒業。97年「蒼龍」でオール讀物新人賞、2002年『あかね空』で直木賞、2015年長谷川伸賞を受賞。「ジョン・マン」「龍馬奔る」「損料屋喜八郎始末控え」のシリーズのほか、『千両かんばん』『紅けむり』『カズサビーチ』『つばき』、現代小説短編集『晩秋の陰画』『サンセット・サンライズ』など小説の他エッセイも多数。17年11月中旬「損料屋喜八郎」シリーズ最新刊の『牛天神』を刊行予定。

2017年10月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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