初めて江戸時代の宿場町を保存復元した妻籠宿(長野)、一幅の絵のような情緒あふれる平福宿(兵庫)、本陣、脇本陣が往時のまま残る矢掛宿(岡山)…。
江戸時代、街道の中継拠点で、明治以後、変貌していった宿場町。時代をへて再び注目され、保存や再生の動きも活発に。
本書は、日本の原風景を写真と文で見せるシリーズの一冊で、全国から厳選した22カ所の宿場町を掲載。かつてのにぎわいが伝わってきそうな街並み、行事、また歴史や伝統文化、食などを丁寧に紹介する。タイムスリップ気分に浸るか、旅の準備を始めるか。(産業編集センター・1800円+税)
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2017年10月29日 掲載
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