姫川玲子シリーズ最新刊『ノーマンズランド』が1位に 次の続編はAmazonの「Kindle Singles」から
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- ノーマンズランド
- 価格:1,760円(税込)
11月28日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『ノーマンズランド』が獲得した。
第2位は『陸王』。第3位は『アラフォー賢者の異世界生活日記(5)』となった。
1位となった『ノーマンズランド』は『ストロベリーナイト』からはじまる誉田哲也さんの警察小説シリーズの最新刊。女刑事・姫川玲子を主人公にした累計400万部突破の人気シリーズだ。2012年フジテレビ系で放送された連続ドラマ「ストロベリーナイト」では姫川を女優の竹内結子が演じていた。2013年には『インビジブルレイン』を原作とした映画も公開。同時期に『シンメトリー』『感染遊戯』『アンダーカヴァー』を原案としたスペシャルドラマも放送された。別シリーズとのコラボ作品を除き、2014年の短編集『インデックス』を最後に刊行が止まっていた同シリーズだが、今回は3年ぶりの刊行。待望の長編となっている。
著者の誉田さんは『ノーマンズランド』刊行記念インタビューで姫川班のメンバーや日下、ガンテツ、新登場のキャラクター武見などについて、今後の構想も含めながら語っている。またネット書店Amazonのサービス「Kindle Singles」で近日発売が予告されている最新短編が姫川玲子シリーズであることも明かしている。
https://www.shogakukan.co.jp/pr/sayonara/
1位『ノーマンズランド』誉田哲也[著](光文社)
手段は選ばない。神も悪魔もない。彼女がここにいないのだから。またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが、すぐに行き詰まってしまう。有力な被疑者がすでに別の所轄に逮捕されており、情報が流れてこないのだ。玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件の全体像を探りはじめるが……。「ここは、地獄か?」「ああ。……地獄だ」幾重にも隠蔽された事件の背後には、絶望的な捜索を続けている、孤独な背中があった。(光文社ウェブサイトより)
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- 陸王
- 価格:1,870円(税込)
2位『陸王』池井戸潤[著](集英社)
勝利を、信じろ――。足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか? (集英社ウェブサイトより)
3位『アラフォー賢者の異世界生活日記(5)』寿 安清[著](KADOKAWA)
イストール魔法学院主催の実戦訓練は、おっさんが【あの頃のゼロス】になったりクロイサスが実験に失敗したりといったトラブル(?)はありつつも、無事に日程を消化していた。ところが訓練開始から三日目、事態は急展開を迎える。なんとツヴェイトが暗殺者に強襲され、更に敵が展開した結界によりディーオ達と分断されてしまったのだ。一方のおっさんはというと、護衛任務そっちのけで採掘作業に没頭してしまい、対応が後手に回ることに。ゼロスは慌ててバイクを走らせ現場を目指す。「【バンカーシューター】、発射」バイクに装備されたサイドカーから射出された杭が、眼前の結界を破壊! ゼロスは暗殺者と対峙することになるのだが、それは意外な人物で……!?(KADOKAWAウェブサイトより)
4位『月が導く異世界道中(13)』あずみ圭[著](アルファポリス発行/星雲社発売)
5位『神達に拾われた男(2)』Roy[著](ホビージャパン)
6位『僕はロボットごしの君に恋をする』山田悠介[著](河出書房新社)
7位『マスカレード・ナイト』東野圭吾[著](集英社)
8位『蜜蜂と遠雷』恩田 陸[著](幻冬舎)
9位『キラキラ共和国』小川 糸[著](幻冬舎)
10位『ふたご』藤崎彩織[著](文藝春秋)
〈単行本 文芸書ランキング 11月28日トーハン調べ〉
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