池井戸潤『空飛ぶタイヤ』が漫画化 2018年に実写映画も公開

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池井戸潤のエンタメ巨編、堂々のコミカライズ
池井戸潤のエンタメ巨編、堂々のコミカライズ

 池井戸潤『空飛ぶタイヤ』を漫画化した作品が、本日1日(金)より講談社の漫画雑誌「BE・LOVE」でスタートした。

 第1話は、巻頭カラーで48ページ掲載、作画は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で知られる大谷紀子が担当する。

 また、長瀬智也主演、ディーン・フジオカや高橋一生が共演している実写映画が2018年6月15日(金)に公開を予定している。

 2005年から2006年にかけて実業之日本社発行の小説誌『月刊J-novel』で連載された『空飛ぶタイヤ』は、大手自動車メーカーのリコール隠しをテーマにした経済小説。タイヤの脱輪事故で死傷者を出してしまった運送会社の社長が、事故の原因を「整備不良」とした大手自動車メーカーに不審を抱き、真実を証明しようと奔走するうちに、企業の不正に辿り着く。2009年にWOWOWでテレビドラマ化されている。

 原作者の池井戸潤は、1998年に『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年に『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞を受賞。2011年に『下町ロケット』で第145回直木賞受賞を受賞している。主な作品に「半沢直樹」シリーズ、「花咲舞」シリーズ、『ルーズヴェルト・ゲーム』『陸王』などがある。

2017年12月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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