角川春樹事務所発行のPR誌「ランティエ 2018年1月号」で「活版印刷三日月堂」シリーズ知られる、ほしおさなえの新連載「菓子屋横丁月光荘」がスタートした。
「菓子屋横丁月光荘」は、建物の声を聞くことができる不思議な力を持った大学院生が主人公。指導教授の紹介で川越の一角に建つ築70年の民家で暮らすことになる。著者の公式サイトでは、「活版印刷三日月堂」と対をなす物語と発表されている。
著者のほしおさなえは、1964年東京都生まれ。東京学芸大学卒業。1995年に萩山綾音名義で応募した「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門優秀作に選ばれる。同年「月刊カドカワ」にて詩人としてデビュー。2002年にほしおさなえ名義で発表した『ヘビイチゴ・サナトリウム』が第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。著作に小説「活版印刷三日月堂」シリーズ(ポプラ文庫)、『空き家課まぼろし譚』(講談社文庫)、児童書「ものだま探偵団」シリーズ(徳間書店)などがある。
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2017年12月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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