村上春樹の短編小説『バースデイ・ガール』がアートブックとして刊行

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 村上春樹の短編小説『バースデイ・ガール』がアートブックとして新潮社から刊行された。

 アートブック『バースデイ・ガール』は、村上春樹の短編小説とカット・メンシックのイラストで構成された一冊。結婚後、二児の母となった主人公が二十歳の誕生日の出来事を回想する物語で、短編小説としては2002年に中央公論新社から刊行された『バースデイ・ストーリーズ』と2009年に新潮社から刊行された『めくらやなぎと眠る女 TWENTY STORIES』に収録されている。

 翻訳家で作家の辛島デイヴィッドさんは、新潮社刊行の読書情報誌「波」(2017年12月号)で、「さらっと読めてしまうのに、読み終わった後も思わず何日も考えこんでしまう。もしくは何も考えていないときにノックもなく、のしのしと靴のまま脳内に上がり込んでくる」と同作の独特な読後感について触れ、「イラスト付き『バースデイ・ガール』は、その軽やかな文体や絵のタッチとは裏腹に、ずっしり重みのある一冊」と評している。
https://www.bookbang.jp/review/article/542814

 また、本作とシリーズを同じくする『ねむり』『パン屋を襲う』『図書館奇譚』の3冊が刊行されている。

2017年12月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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