稲垣吾郎 瀬戸内寂聴に「女たらしだから独りなの?」とツッコまれる

テレビ・ラジオで取り上げられた本

199
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 稲垣吾郎さん(44)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」(TBS系)に22日、作家の瀬戸内寂聴さん(95)と瀬尾まなほさん(29)が出演した。年の差66歳の不思議な関係性に稲垣さんが迫った。

■年の差66歳の2人

 今回の課題図書は瀬尾さんの著書『おちゃめに100歳!寂聴さん』(光文社)。25歳から寂聴さんの秘書を務める瀬尾さんが「日々若返る」寂聴さんの秘密を明かした一冊だ。瀬尾さんの視点から寂聴さんの素顔や2人の深い絆が描かれる。

 瀬尾さんの秘書としての仕事は多岐にわたる。掃除やお茶出し、マッサージなど身の回りの世話から、出版社とのやりとり、執筆活動の予定を組むことや、出張時にはスケジュールの管理、宿や交通手段の確保などなど。また締め切りに間に合わなかったことを出版社に謝ることも瀬尾さんの仕事だという。それゆえ寂聴さんに執筆の催促をするのも瀬尾さんの役割。締め切り前には「先生もうやばいですよ!」と何度も急かしているという。

 番組でも2人は冗談を言い合い、気の置けない友人同士のよう。瀬尾さんは寂聴さんに“タメ口”でツッコみ、笑い合う。寂聴さんも「やっぱり笑いがあるところは幸せですよね」と話し、2人の良い関係性がみてとれた。

■本を一冊も読んだことがなかった

 瀬尾さんは秘書になる前は寂聴さんの本を一冊も読んだことがなく、名前を聞いたことがある程度だったという。寂聴さんは「文学少女じゃないのが一番よかった」と語り、「(寂聴さんのことを)知らないから良かった」「じゃあこの子」と採用を決めたという。

 2人は寂聴さんの2014年の圧迫骨折、胆のうがんの手術、2017年の心臓・足のカテーテル手術など、壮絶な闘病生活も二人三脚で乗り越えてきた。寂聴さんは「ああ、もうこれはダメだな」と思ったこともあると明かすが、瀬尾さんの看病に大いに助けられたと語る。「晩年は彼女のおかげだと思う」「まだまだ書ける」と瀬尾さんの尽力あってこその執筆活動だと感謝していた。

 瀬尾さんは寂聴さんについて「私の最強の味方」と語り、寂聴さんも「死に目にそばにいてもらいたい」とお互いかけがえのない存在であることをあらわしていた。

■女たらしだから独りなの?

 同書では「先生に結婚式に出て欲しい」と書いている瀬尾さんだが、寂聴さんは「無理よね。なかなか結婚しないから」と笑う。稲垣さんも独身だと聞くと寂聴さんは「えっ独り?」と驚き、「女たらしだから独りなの?」とばっさりと切り込む。稲垣さんは「違いますよ。そんな時期もあったかも……」と苦笑しながら「どうですか、まなほさんに僕みたいな相手は」と自分から売り込んだ。瀬尾さんも「ぜひぜひ」とまんざらでもなさそうな様子。寂聴さんは「そうしたら結婚式間に合うね」稲垣さんは「オンエアしちゃおう!」と笑いあっていた。

「ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回の放送は1月11日。ゲストは林真理子さんと壇蜜さん。課題図書は『男と女の理不尽な愉しみ』(集英社)。公式サイトでは予告動画を配信中。
http://www.tbs.co.jp/goro-dx/

Book Bang編集部
2017年12月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加