「アルスラーン戦記」ついに完結でベストセラー1位! 読者からは31年に及ぶ刊行を人生に重ねた感激の声
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- 天涯無限
- 価格:924円(税込)
12月19日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書ノンフィクション第1位は『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』が獲得した。第2位は『バカ論』。第3位は『遺言。』となった。
新書ノベルスランキング第1位は『天涯無限 アルスラーン戦記(16)』が獲得。第2位は『十二大戦対十二大戦』。第3位は『ハイキュー!! ショーセツバン!!(9)』となった。
『天涯無限 アルスラーン戦記(16)』は1986年に刊行がはじまった「アルスラーン戦記」の最終巻。中世ペルシャの歴史を下敷きにした大河ファンタジー小説で、漫画家の荒川弘によるマンガ化や、テレビアニメ化、劇場アニメ化もされている人気作だ。31年に及ぶ伝説的な長編がついに完結したことについてSNS上には多数の感激の声があがっている。「10代で読み始めて40代になった」「手にとって震えた。読み始めたころの自分を思い出した」「死ぬ前に完結に立ち会えてよかった」と多くの読者が自分の人生に重ね合わせながら感想を語っている。
完結を記念し、著者の田中芳樹さんを迎えたイベントが行われる。東京渋谷のイベント会場東京カルチャーカルチャーで、1月18日(木)19時より。詳細はウェブサイトまで。
http://tcc.nifty.com/event/general/23183
■新書 ノンフィクションランキング
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- 日本史の内幕
- 価格:924円(税込)
1位『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史[著](中央公論新社)
西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった――日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解読し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある!(中央公論新社ウェブサイトより)
2位『バカ論』ビートたけし[著](新潮社)
相変わらずバカがのさばる世の中だけど、これ以上、黙って見ているのはゴメンだね――。「男女の関係はあったのか?」なんて間抜けなことを聞く芸能レポーター、「この責任をどう取るつもりか」と偉そうに語るコメンテイター、「やりたい仕事が見つからない」と口先で嘆くだけの若者……。迷惑なバカから笑えるバカ、愛すべきバカまで、バカを肴に芸論や人生論を語り尽くす。原点回帰の毒舌全開、ビートたけしの「バカ論」!(新潮社ウェブサイトより)
3位『遺言。』養老孟司[著](新潮社)
動物とヒトの違いはなにか? 私たちヒトの意識と感覚に関する思索――それは人間関係やデジタル社会での息苦しさから解放される道にもなる。「考え方ひとつで人生はしのぎやすくなりますよ」、そう著者は優しく伝える。ひと冬籠って書きあげた、完全書き下ろしとなる本書は、50年後も読まれているにちがいない。知的刺激に満ちた、このうえなく明るく面白い「遺言」の誕生! 80歳の叡智がここに。(新潮社ウェブサイトより)
4位『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』磯田道史[著](NHK出版)
5位『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司[著](講談社)
6位『妻に捧げた1778話』眉村卓[著](新潮社)
7位『孤独のすすめ 人生後半の生き方』五木寛之[著](中央公論新社)
8位『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一[著](中央公論新社)
9位『世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ』はらぺこグリズリー[著](光文社)
10位『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』井上智洋[著](文藝春秋)
■新書 ノベルスランキング
1位『天涯無限 アルスラーン戦記(16)』田中芳樹[著](光文社)
2位『十二大戦対十二大戦』西尾維新[小説]中村光[画](集英社)
3位『ハイキュー!! ショーセツバン!!(9)』古舘春一[原作]星希代子[著](集英社)
4位『十津川警部 北のロマン 青い森鉄道線』西村京太郎[著](徳間書店)
5位『狐の婿取り 神様、さらわれるの巻』松幸かほ[著](笠倉出版社)
6位『新生・帝国海空軍(2)集結!米英機動部隊』原俊雄[著](電波社)
7位『魔界都市ブルース 黒魔孔』菊地秀行[著](祥伝社)
8位『青梅線レポートの謎』西村京太郎[著](KADOKAWA)
9位『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』大崎知仁[小説]尾田栄一郎[原作](集英社)
10位『十二大戦』西尾維新[小説]中村光[画](集英社)
〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 12月19日トーハン調べ〉
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