本日10日に第20回大藪春彦賞の候補作品が発表された。
大藪春彦賞選考委員会は、2016年10月から2017年9月までの選考対象期間に刊行された作品から、伊岡瞬『痣』(徳間書店)、神野オキナ『カミカゼの邦』(徳間書店)、呉勝浩『白い衝動』(講談社)、佐藤究『Ank:a mirroring ape』(講談社)、深町秋生『地獄の犬たち』(KADOKAWA)の5作を候補として選出した。
選考会は、2018年1月22日に大沢在昌、黒川博行氏、藤田宜永の3名によって行われ、受賞作には大藪春彦賞正賞(顕彰牌)と副賞(賞金300万円)が贈られる。
大藪春彦賞は、作家・大藪春彦の業績を記念して創設された文学賞。主にハードボイルド小説・冒険小説に分類される小説を対象とし、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に、毎年、授与される。
■第20回大藪春彦賞候補作
伊岡瞬『痣』(徳間書店)
神野オキナ『カミカゼの邦』(徳間書店)
呉勝浩『白い衝動』(講談社)
佐藤究『Ank:a mirroring ape』(講談社)
深町秋生『地獄の犬たち』(KADOKAWA)
関連ニュース
-
カズレーザーも大ファン「歯を食いしばって読んでました」北方謙三『チンギス紀』新刊発売
[ニュース](歴史・時代小説/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド)
2019/12/07 -
「新宿鮫」最新作がノベルス版で発売「『暗約領域』は「新・新宿鮫」への、まさに繋ぎの作品となった」[ノベルスベストセラー]
[ニュース](日本の小説・詩集/海外の小説・詩集/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド/SF・ホラー・ファンタジー)
2021/12/25 -
浅田次郎最新作は歴史小説版「逃げ切り世代 VS 貧乏くじ世代」
[ニュース](日本の小説・詩集/歴史・時代小説/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド)
2019/12/21 -
2022年北方領土の離島で日中露合弁会社の日本人技術者が殺された! 大沢在昌が描く怒涛の近未来ミステリー
[ニュース](日本の小説・詩集/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド)
2018/09/15 -
北方謙三「チンギス紀」大沢在昌「狩人シリーズ」 ハードボイルドの巨匠二人の新作が初登場[文芸書ベストセラー]
[ニュース](日本の小説・詩集/ライトノベル/歴史・時代小説/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド)
2020/12/05