はりねずみを主人公とした童話シリーズ「はりねずみのルーチカ」が絵本に

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 かんのゆうこ原案、北見葉胡が装画・挿絵を担当する童話シリーズ「はりねずみのルーチカ」の絵本が講談社から発売された。

 はりねずみを主人公とした童話シリーズ「はりねずみのルーチカ」は、フェリエという国でふしぎないきもの達が繰り広げる優しい友情の物語。今回発売された絵本『はりねずみのルーチカ りんごとれるかな?』は、散歩にでかけたルーチカが、木に実ったりんごを取るお話となっている。また、童話版の挿絵ではモノクロでしかみられなかったルーチカを、絵本版ではフルカラー見られる。

 原案者のかんのゆうこは、1968年東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業。『はこちゃん』、『ふゆねこ』『星うさぎと月のふね』などの絵本を刊行するほか、「はりねずみのルーチカ」シリーズ、『白うさぎと天の音 雅楽のおはなし』、『とびらの向こうに』などの児童書がある。『星うさぎと月のふね』は、プラネタリウム番組化され、各地で上映されている。「はりねずみのルーチカ」シリーズで装画・挿絵を担当する北見葉胡は、1957年神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。『なつねこ』、「絵本・グリム童話」シリーズなどの絵本を刊行。「はりねずみのルーチカ」シリーズ、「安房直子コレクション」などで装画・挿絵を担当している。2005年、2015年にボローニャ国際絵本原画展入選、2009年『ルウとリンデン 旅とおるすばん』でボローニャ国際児童図書賞受賞する。

2018年1月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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