稲垣吾郎も大興奮 漫画原作者・樹林伸 自宅に4000本が並ぶ豪華ワインセラーを完備[ゴロウ・デラックス]
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- 東京ワイン会ピープル
- 価格:1,705円(税込)
稲垣吾郎さん(44)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」(TBS系)に19日、漫画原作者の樹林伸さんが出演した。ワイン好きで知られる稲垣さんが、日本にワインブームを巻き起こした樹林さんと意気投合し、大興奮のワイン会を開いた。
■ワイン会を広めたい
ゲストの樹林伸さんは、これまで何本ものヒット作を手がけてきた漫画原作者。講談社の「週刊少年マガジン」編集部で『シュート!』『GTO』などの編集者として頭角を現し、やがて漫画原作者としても活躍をはじめる。『金田一少年の事件簿』『探偵学園Q』『サイコメトラーEIJI』など数々の人気作を世に送り出してきた一大ヒットメーカーだ。
この日の課題図書は『東京ワイン会ピープル』(文藝春秋)。日本にワインブームを巻き起こした『神の雫』(講談社)の原作者でもある樹林さんが手がけた初の「ワイン小説」だ。同書はワイン会を舞台にしたエンターテインメント小説。樹林さんは『神の雫』は「主人公の対決の話」だったため、ワイン会をあまり描くことができなかったという。しかし「良いワインを飲むのはたいていワイン会」と話し、「とてもじゃないけど飲めないワインをもってきてくれる人もいる。そういう体験をしてほしい」「日本にワイン会を広めたいという気持ちで書きました」と今作に込めた思いを明かした。
稲垣さんも同作を読み、「このワイン会行きたい!」と羨ましがりながら、「美味しいものを独り占めじゃなくて、皆で飲んだら美味しいじゃんという、そこがなんかいいですよね」と大きくうなずきながら同意をあらわした。
■独特な味の表現方法
ワインの味の表現が独特なのが樹林作品の特徴。直接ワインとは関係のない風景や絵画、音楽などの芸術作品に例えられる。樹林さんはその表現について、共同原作者でもある実姉とワインを飲みながら「『男かな女かな?』『女でしょ、黒髪の黒い目、浅黒い肌、肉感的な』『だよね』」と想像の翼を広げ、味の感想を語り合っていたという。それがいつしか漫画にできるのではないかと話が進み、『神の雫』が生まれたと明かした。
元々ワイン好きの稲垣さんは樹林さんの話を聞きながら、「ゴロウ・デラックスでもワイン会開きたいですね」と提案、急遽樹林さんの自宅を訪ね、ワイン会が行われることになった。
■稲垣吾郎大興奮のワイン会
樹林さんの豪華なワインセラーには4000本のワインが保管されているという。稲垣さんは壮麗なパーティー会場に驚き、貴重なワインの数々が収められているワインセラーに入った瞬間「すっごーい!」と声を上げた。「ワインに監視されているような緊張感」といつもにはないテンションの高さで居並ぶ4000本のワインを前に静かに興奮していた。
そしてワイン会がはじまり、実際に貴重なワインを飲みながら、様々な例えを使ってワインの味を表現した。作品に出てくるワイン「シャトー・ラグランジュ」について、まずは番組アシスタントの外山惠理アナウンサーが「正統派、人でいったら文武両道、初恋のウラ君みたい」と表現。稲垣さんは「青山辺りのバーで、苦手だなと思うような女性と知り合って、話してみると僕の大好きなレオス・カラックスの『ポンヌフの恋人』が好きだったり、話が盛り上がって。そんな見た目じゃなかったのに意外と意気投合しちゃった」と香りと飲んだときの違いを例えて語った。樹林さんは「テノール。男性の声、高い方の響き。オペラのテノールが響き渡る」と表現した。
この日のワイン会で使われた美麗なグラスは、樹林さんが監修する「神の雫 WINE SALON」のオリジナルグラスだったことを樹林さんが本人のTwitterで明かしている。樹林さんがデザインしたオリジナルグラスは同サロンで購入できる。
「ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回の放送は1月25日。ゲストは引き続き樹林伸さん。公式サイトでは予告動画を配信中。
http://www.tbs.co.jp/goro-dx/
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