今野敏が小説誌ジャック! 出版界初、14社による合同企画がスタート

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今野敏
今野敏

 作家・今野敏のデビュー40周年を記念した記者発表会が1月19日に新潮社で行われた。

 発表会では、今野敏が登壇し、各出版社の担当編集者を交えて、40年に渡る作家生活を振り返ると共に出版社14社による合同企画「今野敏 小説誌ジャック」の実施が発表された。

 合同企画「今野敏 小説誌ジャック」は、出版社14社が発行する小説誌で今野敏を特集する出版界初の試み。今年4月に発売される2018年5月号、または5月発売号の小説誌で実施され、「オール読物」「小説現代」「小説宝石」「小説 野生時代」など14誌となる。

 今野は40年に渡って第一線で作家活動を続け、警察小説や武道小説、伝奇小説など幅広いジャンルを執筆しており、著作数は1月22日に発売される「隠蔽捜査」シリーズの最新作『棲月―隠蔽捜査7―』で194作を数える。また、日本一締め切りの多い作家の一人とされ、毎月12~15本の締め切りを抱え、その分量は400字詰原稿用紙で毎月200枚を越える。これだけの執筆を抱える一方で、空手・棒術を指導する「空手道今野塾」やレコード会社に勤務した経験を活かした音楽レーベル「78レーベル」を主宰、さらにガレージキット(少数生産される組み立て式の模型)の祭典やワンフェスに作品を出品するなど多彩な趣味を持つ。

 各小説誌では、こうした活動を取り上げ、様々な角度から今野敏に迫る企画が進んでおり、北方謙三、逢坂剛、川上弘美、角川春樹との対談や江戸川乱歩賞を受賞した若手作家によるオマージュ小説、「空手道今野塾」に作家の矢野隆が一日体験入塾する企画、出生地である北海道を巡る旅、音楽レーベル「78レーベル」を取り上げた特集などを予定している。

 また、今野敏が都内の書店にて1日店長を務めるイベントやTwitterで好きな今野作品を募る「今野敏大賞」が実施されることも発表され、詳細はTwitterアカウント(@konno_bin_40th)で、小説誌ジャックの参加予定媒体や特集内容を含め随時告知される。

 今野敏は、1955年北海道に生まれ。上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞しデビュー。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006年に『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年に『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞。2017年には「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞している。著書に奏者水滸伝、安積班、鬼龍光一、警視庁強行犯係・樋口顕、警視庁捜査一課・碓氷弘一、ST 警視庁科学特捜班などのシリーズ作品がある。

今野敏 小説誌ジャック
■発売号
今年4月に発売される2018年5月号、または5月発売号の小説誌
■参加予定媒体(順不同)
「小説幻冬」(幻冬舎)/「ランティエ」(角川春樹事務所)/「オール讀物」(文藝春秋)/「小説BOC」(中央公論新社)/「小説宝石」(光文社)/「ジェイ・ノベル」(実業之日本社)/「一冊の本」(朝日新聞出版)/「小説すばる」(集英社)/「小説現代」(講談社)/「サンデー毎日」(毎日新聞出版)/「小説新潮」(新潮社)/「小説 野生時代」(KADOKAWA)/「読楽」(徳間書店)/「小説推理」(双葉社)
■特集内容(予定)
・北方謙三や逢坂剛、川上弘美、角川春樹との対談
・江戸川乱歩賞を受賞した若手作家によるオマージュ小説
・「空手道今野塾」に作家の矢野隆が一日体験入塾企画
・出生地である北海道を巡りの旅
・音楽レーベル「78レーベル」について

イベント
■都内書店にて1日店長
40周年を迎える都内の書店とコラボし、同じくデビュー40周年を迎える今野敏が1日店長を務める。また自著のフェアも開催する予定。実施予定日は2018年3月18日。開催書店はTwitterアカウント(@konno_bin_40th)にて告知される。
■今野敏大賞
40周年を記念したTwitterアカウント(@konno_bin_40th)にてハッシュタグとリプライにて、一般読者や書店員、編集者から好きな今野作品を募る企画。ランキング上位の作品はツイッターや書店店頭フェアなどで発表される予定。

2018年1月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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