『自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影』岡崎守恭著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (政治) 『自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影』 著者 岡崎 守恭 [著] 出版社 講談社 ジャンル 社会科学/政治-含む国防軍事 ISBN 9784062884600 発売日 2018/01/18 価格 880円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影』岡崎守恭著 [レビュアー] 産経新聞社 かつて政治は、首相の座を目指す男たちの愛憎劇だった。札束が乱れ飛んだ権力闘争は猛烈な批判を浴びたが、ある意味では人間臭いドラマでもあった。その主役たちをじかに知る元政治記者が、舞台裏の一端を明かした。 現職の首相だった大平正芳氏の死にライバル中曽根康弘氏が見せた涙、子飼いの議員に裏切られた田中角栄氏が吐いた強気の一言、人柄の良さで知られた小渕恵三氏が首相在任時に見せた本性…。 おそらく歴史の教科書に載ることはない逸話の数々は、まさに「秘史」。永田町の住人でなくとも興味深い一冊だろう。(講談社現代新書・800円+税) 2018年2月4日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 講談社 産経新聞社 自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影 岡崎守恭