桐野夏生・道尾秀介が「小説 野性時代」で新連載 横溝正史、幻の長編小説『雪割草』冒頭掲載も

リリース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 本日9日(金)に発売された小説誌「小説 野性時代 2018年3月号」で桐野夏生と道尾秀介の新連載がスタートした。

 桐野夏生の新連載「インドラネット」は、海外留学を機に行方知れずになっている美貌と才能に恵まれた三姉弟を追う物語。道尾秀介の新連載「スケルトン・キー」は、週刊誌の危険な仕事を請け負っている“恐怖”を感じない男を主人公にしたブラックサスペンスとなっている。

 また、今号の「小説 野性時代」には、2017年12月に発見された横溝正史の幻の作品『雪割草』の冒頭50枚が掲載された。『雪割草』は、第二次世界対戦中に新聞連載された家族小説で、一人の女性が様々な困難を経て成長する物語となっている。横溝の異色作で横溝文芸の根幹に関わる作とされている。

『小説 野性時代 第172号 2018年3月号』
■定価:本体796円+税
■発売日:2018年2月9日
■発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321701000317/

2018年2月9日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク