赤ちゃんと一緒にリラックス。子どもの「寝つき」をよくする4つのコツ――「寝かしつけ」の達人! こども専門鍼灸師の先生に聞きました

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(photo by acworks/photoAC)

「どうしてそんなに泣くの? どうしてほしいの? もう、どうしたらいいの?」

深夜というより、早朝に近い午前3時。

私は、1歳1カ月になる息子を抱っこであやしながら途方に暮れていました。

息子は生まれたときから眠りが浅く、連続して3時間眠ったことは数えるほどしかありませんでした。

抱っこやおっぱいで寝かしつけ、深く寝入ったことを確かめてから布団に下ろそうとするのですが、布団に背中がついたとたんに「ギャー」。いわゆる、背中スイッチというやつです。

布団に下ろすのがうまくいっても、ほんのちょっとした音で「うえ~ん」。寝かしつけに1時間以上かかり、やっと寝てくれた、やれやれだと、ほっとするのもつかの間で短いときには40分で泣き出すのです。(プロローグより)

『赤ちゃんが夜早く、長く眠る かんたん ねんねトレーニングBOOK』の冒頭、著者の伊藤かよこ先生は自身の体験をこう振り返っています。

子どもがなかなか寝ない毎日のなか、寝不足のために体力は限界に近づき、心もささくれ立っていく……。このように、疲れ果てているママが多いのではないでしょうか。

このような体験をきっかけに、「こども専門鍼灸師」として寝かしつけのカウンセリングや、リラックス効果の高いスキンタッチ指導を行なうようになったかよこ先生のもとには、寝かしつけに悩むママたちが多く訪れます。そんなママたちからの相談で多いのが、「寝かしつけに時間がかかる」というもの。

寝かしつけに時間がかかり、寝てからも2~3時間おきに目を覚ます。それでは、ママは家事を済ませることも食事をすることも難しいですよね。

そこで第4章「かんたん、シンプル『寝かしつけ』のコツ」から、赤ちゃんができるだけ短時間で眠りに入るための簡単なコツをみてみましょう。

人はどんなときに眠くなる?

まず「早く寝てほしければ、早く寝かそうと思わないこと」と、かよこ先生はいいます。「そんなことをいわれても、早く寝てもらわないと困るのに」とママはびっくりするかもしれません。

でも、ここで少し、自分が眠くなるときはどんなときなのかを考えてみてください。たとえば、安心・安全で居心地がいい環境で、リラックスした状態でいることが多いのではないでしょうか。逆に、何か心配ごとがあったり、イライラしている状態では眠りにつくのは難しいものです。

私たちは、知らず知らずのうちに周りにいる人の影響を受けています。イライラした人がそばにいるとイライラするし、焦っている人がそばにいれば落ち着きません。

ましてやママと赤ちゃんは一心同体といえます。そんなお母さんが「早く寝てほしい!」とそばでイライラしていると、赤ちゃんもグズッてしまいます。そのため、赤ちゃんに早く眠ってほしければ、先にママ自身がリラックスして眠くなるような状態で赤ちゃんと関わることが大切なのです。

家事や明日の仕事の準備など、「しなければならないこと」でママの毎日は大変です。1分でも早く赤ちゃんに寝てもらって、そのあとに「ほっと」したい気持ちもわかります。でもここは考え方を変えて、赤ちゃんと一緒に「ほっと」しましょう。「このまま寝落ちしてもいいな」と開き直ればリラックスできるはずです。

赤ちゃんと一緒にリラックス、眠りを誘う4つのワーク

といっても、寝る時間の直前にパパが帰ってきて興奮したり、なぜだか機嫌が悪くてグズグズしたり……、そんな赤ちゃんにイライラしてしまうこともあるでしょう。そんなときにためしてほしい、赤ちゃんとママの両方がリラックスできる、眠りを誘うふれあいのコツが4つあります。

Work1. 「さわる」「ふれる」「なでさする」

自分の手のひらをそっと胸にあててみてください。そしてしばらくそのままでいましょう。なんだか少し気分が落ち着きませんか? ある研究によると、秒速5センチという速さでなでるのがもっとも気持ちがよく感じるそうです。

同じように、赤ちゃんにもさわってあげましょう。赤ちゃんをよく観察しながら、頭からつま先までいろいろな場所をなでてみてください。赤ちゃんが気持ちいいと感じているときは、ふっと力を抜きますし、嫌なら手で払いのけるようなしぐさをします。

赤ちゃんの体のあちこちをさわっていれば、だんだんと赤ちゃんの体のことがよくわかるようになります。どこをなでると赤ちゃんの力が抜けるのか、コツをつかむと寝かしつけの時間が短くなります。また、赤ちゃんとふれあうことで、ママも心を落ち着けられるでしょう。

日本実業出版社
2018年2月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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