大人気王道少女漫画『春待つ僕ら』9巻発売 実写映画化の報にファンは戸惑い[コミックスベストセラー]

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 3月20日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『ONE PIECE(88)』が獲得した。
 第2位は『転生したらスライムだった件(7)』。第3位は『春待つ僕ら(9)』となった。

 3位の『春待つ僕ら(9)』はあなしん氏による王道少女漫画の第9巻。脱「ぼっち」を目指すの女の子が高校に入学し、なぜかバスケ部のイケメン四天王に気に入られ、4人に振り回される日々がスタートしてしまうという青春ラブコメディーだ。9巻の発売前の7日、『春待つ僕ら』の実写映画化の報が入ってきた。主演は女優の土屋太鳳。イケメン四天王はDISH//の北村匠海、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友が演じる。また幼馴染役で小関裕太も加わり、今後の活躍が期待される若手俳優が勢揃いしたかたちとなった。公開は2018年冬を予定。監督は『僕だけがいない街』や『ROOKIES~卒業~』『ラブコメ』など漫画・小説の実写映画化で定評のある平川雄一朗。

 実写化の発表を受けSNS上では戸惑いの声がが噴出。「一番好きな少女漫画だからやめてほしい」「マジで泣く」「アニメ化だろ!」「また土屋太鳳か」と多くの声が上がっている。以前より実写映画化が予想されていた作品ではありながらも、ファンのショックは大きかった模様だ。しかし「これは見るしかない」「嬉しい!」との声もあり、一概にファンの全てが反対しているわけではないと思われる。漫画の実写映画化が発表されると批判的な声が上がるのは毎度のこととなってしまっているが、同じ漫画を愛するファンが更に増えるきっかけになると考えてみてはいかがだろう。

1位『ONE PIECE(88)』尾田栄一郎[著](集英社)

3将星カタクリと激突するルフィだが、繰り出す攻撃は悉く躱され、絶体絶命!! それでも仲間の下へカタクリを行かせない為、退路を断ち全力バトルを挑むが…!? “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!(集英社ウェブサイトより)

2位『転生したらスライムだった件(7)』川上泰樹[漫画]伏瀬[原作]みっつばー[キャラクター原案](講談社)

最も危険な魔王・ミリムがテンペストに滞在を始めた。このままでは、経緯を知らない他の魔王達に「テンペストとミリムが同盟を結んだ」と思われかねないため、リムル達はミリムの機嫌を損ねないようにしつつ、この嵐が去るのを待つつもりでいた。しかし、そんなリムル達の思惑とは裏腹に、魔王・カリオンの手下がテンペストを訪れてしまうのだった――。(講談社ウェブサイトより)

3位『春待つ僕ら(9)』あなしん[著](講談社)

恋愛禁止の部則もあるし、永久からの告白を保留中の美月。そんな時、あやちゃんが真剣告白してきて!? 戸惑う美月だけど、ナナちゃんや竜二の全力でまっすぐ恋する姿を見て、あやちゃんに向き合うことを決める。……だけどその前に大事件が!!? 大ヒット! 笑えてトキめく青春ラブコメディー☆ みんなの恋が大きく動く第9巻!(講談社ウェブサイトより)

4位『ダイヤのA act2(11)』寺嶋裕二[著](講談社)

5位『ゆるキャン△(6)』あfろ[著](芳文社)

6位『ゴブリンスレイヤー(4)』蝸牛くも[原作]黒瀬浩介[作画]神奈月昇[キャラクター原案](スクウェア・エニックス)

7位『DAYS(26)』安田剛士[著](講談社)

8位『あひるの空(49)』日向武史[著](講談社)

9位『MAJOR 2nd(13)』満田拓也[著](小学館)

10位『ぐらんぶる(10)』井上堅二[原作]吉岡公威[漫画](講談社)

〈コミックスランキング 3月20日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年3月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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