稲垣吾郎がヒップホップ界の重鎮と次々共演 Zeebra・宇多丸と意気投合[ゴロウ・デラックス]

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TBS「ゴロウ・デラックス」公式サイトより

 稲垣吾郎さん(44)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」(TBS系)に23日、ラッパーのZeebraさんが出演した。稲垣さんがZeebraさん指導の下歌詞を考え、ラップを披露した。

■重鎮が教えるヒップホップ文化とラップのやり方

 この日の課題図書は『ジブラの日本語ラップメソッド』(文響社)。ヒップホップ界の重鎮でヒップホップ文化を牽引するZeebraさんが、これまで培った自らのラップスキルを惜しみなく解説した一冊だ。基本的な韻の踏み方からフリースタイルのやり方まで、様々なラッパーの歌詞を例に取りながら解説されている。

 日本のヒップホップ黎明期からヒップホップグループ「キングギドラ」などで活躍してきたZeebraさん。近年では慶應大学でラップを教え、渋谷区の観光大使ナイトアンバサダーにも就任し、クラブ文化のイメージ向上にも務めている。番組でもヒップホップ講座を開催し、その歴史や成り立ちから解説した。ラップが広まってきた1980年台に歌をはじめた稲垣さんも、当時を振り返り「ヒップホップっぽいものを入れたり。憧れが結構あったんですよね、メンバーにも」とSMAP結成当時に思いを馳せていた。

 歴史から始まったヒップホップ講座ではさらに、「韻」の概念の解説から具体的な「韻の踏み方」、また「自己紹介ラップ」のやり方までをもZeebraさんが指導。稲垣さんもZeebraさんに導かれ「司会は吾郎 外山さん頼むよフォロー」と歌詞の行末で韻を踏むやり方を実践していた。

■東京生まれ団地育ち

 番組最後には「Zeebra×ゴロウ・デラックス・オールスターズ」として番組アシスタントの外山惠理アナウンサーとAD役の山田親太朗さんも加わり、スペシャルコラボライブが行われた。Zeebraさんの人生を歌った「Street Dreams」に載せてゴロウ・デラックスメンバーが三者三様のオリジナル歌詞を歌い上げた。稲垣さんは「俺も東京生まれ団地育ち高島平」とZeebraさんのパンチラインを引きながら、自身のアイドル人生を振り返る歌詞を熱唱。歌い終えた稲垣さんは「もう最高! 気持ちいいよね」と偉大なラッパーとの共演に喜びをあらわしていた。

■ラッパーとは相性が良い?

 稲垣さんはこの放送の6日前、3月17日にTBSラジオで放送された「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」で、こちらもヒップホップ界の重鎮RHYMESTERの宇多丸さんと共演している。2人は共通の趣味である「銃」と「映画」で盛り上がり、稲垣さんが1時間近く熱く語り合ったあとに「まだ10分くらいしかたってないんじゃない?」と名残惜しそうにもらすほど意気投合していた。イメージ的に大きな隔たりがあるが、稲垣さんとラッパーは意外に相性が良いのかもしれない。宇多丸さんとのトークはTBSラジオのウェブサイトで聞くことが出来る。
https://www.tbsradio.jp/235551

「ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回の放送は3月29日。「放送8年目突入直前!総集編SP!」が予定されている。
http://www.tbs.co.jp/goro-dx/

Book Bang編集部
2018年3月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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