ベストセラー『頭に来てもアホとは戦うな!』に注目が集まるわけ

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 3月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』が獲得した。
 第2位は『医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』。第3位は『大人の語彙力ノート 誰からも「できる!」と思われる』となった。

 1位の『頭に来てもアホとは戦うな!』は2014年7月の発売ながら昨年末より急激に売上を伸ばしている。新聞広告に加え、最近ではTBS系バラエティ番組「林先生が驚く初耳学!」やテレビ朝日系情報番組「グッド!モーニング」などでも取り上げられ大きな話題となっている。職場でのパワハラや暴力行為、運転中にキレるロードレイジなどの多発により、同書に注目が集まっていると分析する声もある。同書によるとアホと戦ってしまうのは「責任感が強い人・プライドが高い人・おせっかいな人」だという。著者は他人の目を気にして貴重な時間を費やすのではなく、自分と向き合う時間を確保し、やりたいことに全力を注ぐべきだと説いている。

1位『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』田村耕太郎[著](朝日新聞出版)

社内の人間関係や争いにやきもきするのは、時間とエネルギーの無駄。人間の負の感情にとらわれず、淡々と成果を出す。それがグローバル人材の最低条件だ。人間関係に悩むすべてのサラリーマンにおくる画期的仕事論。(朝日新聞出版ウェブサイトより)

2位『医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』牧田善二[著](ダイヤモンド社)

ちまたの健康法はウソだらけ!生化学×最新医療データ×統計データから、医学的エビデンスに基づいた、本当に正しい食事法を1冊に網羅!カロリーと肥満は関係ない、脂肪は食べても太らない、運動は食後すぐがいい…他。肥満・老化・病気・長寿・集中力・疲労…「食の教養」は健康格差社会を生き抜く最強の武器だ!(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

3位『大人の語彙力ノート 誰からも「できる!」と思われる』齋藤孝[著](SBクリエイティブ)

ベストセラー17万部突破の『語彙力こそが教養である』の著者・明治大学齋藤孝先生が、 普段気になる「語彙力」を実践的に紹介(SBクリエイティブウェブサイトより)

4位『日本再興戦略』落合陽一[著](幻冬舎)

5位『AI vs.教科書が読めない子どもたち』新井紀子[著](東洋経済新報社)

6位『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤航陽[著](幻冬舎)

7位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)

8位『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治[著](サンマーク出版)

9位『2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート』長谷川和廣[著](かんき出版)

10位『運は操れる 望みどおりの人生を実現する最強の法則』DaiGo[著](マキノ出版)

〈単行本 ビジネス書ランキング 3月27日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年3月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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