色街旅情 [編]本橋信宏

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色街旅情 [編]本橋信宏

[レビュアー] 週刊新潮

巻頭に「あの事件とその後の人生」を語る阿部定・坂口安吾対談と、安吾による「阿部定さんの印象」。そのあとは、芝木好子や野坂昭如らの短篇小説だ。大人の男が身だしなみに気をつかい、整髪料と煙草のにおいを漂わせていた昭和の色街をしのぶアンソロジー。

新潮社 週刊新潮
2018年4月12日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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