宮部みゆきのライフワーク 江戸の百物語が第一期完結 ドラマでは波瑠が演じた主人公はどうなった?

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 5月2日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『オーバーロード(13) 聖王国の聖騎士(下)』が獲得した。
 第2位は『かがみの孤城』。第3位は『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』となった。

 3位の『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』は宮部みゆきさんのライフワークともいえる江戸怪奇譚集「三島屋」シリーズの第5弾。江戸中で起こる怪異譚を集めた百物語としても、江戸の人情物としても読める同シリーズもついに第一期が完結。怪談であるためぞっとする物語が続くものの、人間の愚かさや残酷さ、業の深さが優しく愛情をもった視点から描かれており、深く心に染み入る連作となっている。2014年にテレビドラマ化された際には女優の波瑠さんが演じた主人公のおちかにもひとつの転機が訪れる。東京新聞・中日新聞等で連載されていた作品のため、読み逃しがある読者の方にもお勧めだ。

1位『オーバーロード(13) 聖王国の聖騎士(下)』丸山くがね[著](KADOKAWA)

四万の亜人連合の軍勢に包囲された聖王国。聖王国最強の聖騎士レメディオスの指揮のもと、防衛作戦が実行されるも疲弊した人間軍は亜人の蹂躙を止められない。王としての約束を果たすため、魔導王アインズは魔皇ヤルダバオトとその配下メイド悪魔にたった一人で立ち向かう。そして―― 紅蓮の炎につつまれた聖王国は救済されるのか――正義に導かれる13巻。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『かがみの孤城』辻村深月[著](ポプラ社)

あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。(ポプラ社ウェブサイトより)

3位『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』宮部みゆき[著](KADOKAWA)

江戸は神田の筋違御門先にある袋物屋の三島屋で、風変わりな百物語を続けるおちか。 塩断ちが元凶で行き逢い神を呼び込んでしまい、家族が次々と不幸に見舞われる「開けずの間」。 亡者を起こすという“もんも声”を持った女中が、大名家のもの言わぬ姫の付き人になってその理由を突き止める「だんまり姫」。屋敷の奥に封じられた面の監視役として雇われた女中の告白「面の家」。百両という破格で写本を請け負った男の数奇な運命が語られる表題作に、三島屋の長男・伊一郎が幼い頃に遭遇した椿事「金目の猫」を加えた選りぬき珠玉の全五篇。人の弱さ苦しさに寄り添い、心の澱を浄め流す極上の物語、シリーズ第一期完結篇!(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『アラフォー賢者の異世界生活日記(6)』寿 安清[著](KADOKAWA)

5位『とんでもスキルで異世界放浪メシ(5)』江口 連[著](オーバーラップ)

6位『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子[著](河出書房新社)

7位『八男って、それはないでしょう!(13)』Y.A[著](KADOKAWA)

8位『ゲート SEASON2(2)謀濤編 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり』柳内たくみ[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

9位『青くて痛くて脆い』住野よる[著](KADOKAWA)

10位『魔力の胎動』東野圭吾[著](KADOKAWA)

〈単行本 文芸書ランキング 5月2日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年5月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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