手塚治虫文化賞を受賞した矢部太郎の実話漫画『大家さんと僕』 週刊新潮で第2期の連載開始

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 5月2日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『漫画 君たちはどう生きるか』が獲得した。
 第2位は『大家さんと僕』。第3位は『君たちはどう生きるか』となった。

 2位の『大家さんと僕』はお笑いコンビ・カラテカの矢部太郎さんが大屋さんとの交流を描いた実話漫画。4月25日に発表された第22回手塚治虫文化賞の短編賞も受賞している。本職の漫画家以外が作画した作品では初の受賞となる。受賞を機に大増刷で26万部を突破している。

 矢部さんは受賞の喜びを「賞には無縁だった僕が、憧れの手塚先生のお名前の付いた賞をいただけるなんて大変嬉しいです。週刊連載、頑張ります!」とコメントした。

 受賞コメントにもあるとおり、4月25日(水)発売の「週刊新潮」5月3・10日ゴールデンウイーク特大号より第二期の連載がはじまっている。毎週4ページの本格ストーリー漫画の連載は「週刊新潮」が1956年に創刊以来初めてのこととなる。

1位『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎[原作]羽賀翔一[画](マガジンハウス)

人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化!(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

2位『大家さんと僕』矢部太郎[著](新潮社)

1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの“二人暮らし”がずっと続けばいい、そう思っていた――。泣き笑い、奇跡の実話漫画。(新潮社ウェブサイトより)

3位『君たちはどう生きるか』吉野源三郎[著](マガジンハウス)

池上彰さんも子供時代に感動!日本を代表する歴史的名著が、マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行!(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

4位『羽生結弦 連覇の原動力[完全版]』AERA編集部[編](朝日新聞出版)

5位『おたからサザエさん(3・4)』長谷川町子[著](朝日新聞出版)

6位『老い力』佐藤愛子[著](海竜社)

7位『財務省「文書改竄」報道と朝日新聞 誤報・虚報全史』花田紀凱 責任編集/月刊Hanada編集部[編](飛鳥新社)

8位『わたしを幸せにする41のルール 仕事と恋と理想の自分、そのすべてが手に入る』神崎恵[著](廣済堂出版)

9位『いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection』伊集院静[著](講談社)

10位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 5月2日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年5月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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